SERP[Search Engine Result Page]とは、ユーザーが検索エンジンで検索したキーワードの検索結果が表示されるWEBページのこと。キーワードに応じて、WEBサイトを案内する。別名、複数形で「SERPs(サープス)」や、そのまま「検索結果ページ」と呼ばれることもある。
「afb」と検索した際のSERP
SERPの意味とビジネスに与える影響
あなたは何かを検索したとき、どのサイトを訪れますか?
きっと、検索結果画面に出てくる上位のサイトから見ていくでしょう。
SERPで上位表示されることは、サイトのアクセス数上昇に直結します。
反対にSERPの1ページ目に表示されなければ、そこまでのアクセス数は望めません。
そのためアフィリエイト活動を行うWEBサイトの運営者は、集客という観点でSERPを重要視するのです。
SERPからサイトへの流入は、”ユーザーが自らの手で検索して”サイトを訪れたということです。
自らの意思で流入してくる訪問者は、サイト内でのLPクリック率や、商品購入の確率も高くなります。
ユーザーの検索意図に合った情報を表示するSERPからは、効率的な集客が見込めるのです。
SERPは、”情報を自ら望んで入手しに来たユーザーに対してアプローチできる”という点で、WEB集客において大きな意味を持ちます。
SERPの種類
SERPの表示の種類には様々なものがあります。
2002年、検索連動型広告「Google Adwords」の提供開始以降、GoogleのSERPには従来の「自然検索」結果に加え、広告が表示されるようになりました。
その後もSERPの表示は様々なバリエーションを持つようになっていきます。
そして現在、ユーザーがSERPで得られる情報は多岐にわたります。
以下に、様々な検索結果の種類をご紹介します。
自然検索
SERPに表示されるページリストのうち、広告と記載がないもの。
ユニバーサル検索
検索結果において、WEBページ以外のコンテンツも表示する機能のこと。
動画、画像、ニュース、ショッピング、地図、地域情報、学術論文など、現在では様々なコンテンツがSERPに表示されます。
アンサーボックス(強調スニペット)
SERP上部に検索キーワードに対する答えを表示する機能のこと。ページ一覧より上の見やすい位置に表示されます。
パーソナライズド検索
所在地や検索履歴などから、そのユーザーに応じた検索結果にカスタマイズして自動表示する機能のこと。
リッチスニペット
スニペットとは、下図のように、各サイト説明のために表示される数行のテキストのこと。そしてリッチスニペットとは、スニペットの部分に画像や動画、レビューや商品情報などテキスト以外の情報を指す。
ナレッジグラフ
検索キーワードから推測されるユーザーの得たい情報や関連情報を、まとめて表示してくれる機能のこと。人物や作品、場所などについてまとまった情報がSERP上に表示されます。
SERPで上位表示されるには?
上でもご紹介したように、運営するWEBサイトのアクセス数を稼ぎたい時、SERPで上位表示されることは必須条件です。
SERPは、検索キーワードに関連するWEBサイトを案内するためのページです。
検索キーワードに関連した情報を、より優先的な位置に配置させるように、検索エンジンは各自の検索アルゴリズムに基づき、SERPに表示される情報の序列付けを行っています。
検索エンジンのアルゴリズムを調査・分析し、SERPの上位へWEBサイトを表示させるための施策がSEO(検索エンジン最適化)と呼ばれています。
「SERP」のおさらい
・SERPとは、キーワードの検索結果画面のこと
・SERPは、様々な種類の情報や表示方法で、ユーザーの検索結果を多様化させている
・SERPでの上位表示はアクセス数アップに繋がり、そのための施策がSEO(検索エンジン最適化)
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