LPとは、「ユーザーが最初に訪問したWebページ」という意味もありますが、一般的にLPと言われたら「Web広告ページ」のことを指すことが多いでしょう。
LPと通常ページの違い
まず初めに目につく特徴は「ページがめっちゃ長い」ということでしょうか。
●ページが非常に長い
パッと見て「チラシみたい」と思いますよね。まさにそれです。
理由① 目移りさせない迷わせない
通常のWebページの場合、別ページへ遷移させることも1つの目的として構成(回遊率)していきますが、LPはそれをせず一枚のチラシのようにページを構成します。
何故ならLPがしたいことはたった一つ「この商品を購入/サービスの契約をしてもらう」ことだからです。
その為にはユーザーに「迷わせない・離脱されないページ作り」が必要になってきます。
「ページに来たけど、欲しい商品がどこにあるのか分からない」
「いろんな商品があって最終的にどれがいいのかよく分からない」
「どれがいいか迷って結局購入をやめた」
ECサイトに誘導した場合と、LPに誘導した場合ではどちらのページが売れやすいかという検証で、LPの方がECサイトよりも商品が売れたという結果も出ているようです。
理由② 情報量=商品の強みを全面的にPR
「離脱を防ぐ・迷わせない為にページ1枚に収める」
それ以外にも興味を持ったユーザーの後押しをするような濃密な情報が必要になってきます。
購入を迷う理由は商品の多さだけではなく「情報量」も関係してきます。
「効能は?」「強みは?」「他との違いは?」「安全性の検証はしてる?」「どんな人が使ってる?」「自分に合ってるのかな?」
情報量が少ないと色んな不安も出てきます。
その不安を解消するため、商品を全面的にPRするためにも、LPにはたくさんの情報が書かれています。
この①②が合わさって、結果的にLPが長くなってしまうんですね。
●リンクが一つだけ
▼LPにはこんな感じのリンクが張られている
基本、LPには「商品購入/サービスの契約」のリンクしか張られていません。
LPを見てもらい、ユーザーに「いいな」と思わせ、その流れで購入まで誘い込むのがLPの役割だからです。
なので、他のページへの導線が多いとユーザーが目移りしてしまい、購入してくれる確率がぐっと下がってしまいます。
だから、LPのリンクは基本一つだけしか設置されないのです。
つまり?
つまり、興味を示したユーザーへなるべく「迷わせない」「離脱させない」「ユーザーのアクションを一つに絞る」設計を突き詰めたのが今のLPの形なんです。
他にも
テキストより、イメージ画像がたくさん
デザインが派手
ボタンサイズがでっかい
などの特徴もありますが、「チラシっぽいデザインされてるのがLPなんだなー」くらいに思っておきましょう。
通常ページとの連携
LPのデメリットとして「SEOが弱い」という点が挙げられます。
そこを補填してあげるのが「通常ページとの連携」です。
LPからの導線は一つの方がいいですが、LPへの導線は沢山あって困ることはありません。
例えば「ランキング」形式の記事などもその一つです。
SEO効果の高い通常ページに、LPへのリンクを付けてあげることで、「SEOが弱い」というデメリットを解消することができます。
LPのおさらい
・チラシのようなWebページのこと
関連用語
・EPC
・LTV
その他参考になる記事
・ランディングページとは?10分でわかるLPの目的、メリットを解説:LISKUL