インターネットの普及により情報発信が容易になった昨今、ブログやSNS内で人気を集め大きな影響力を持つ個人、通称”インフルエンサー”と呼ばれる人々が増えてきました。
そこで彼らを活用したマーケティング施策としてインフルエンサーマーケティングが近年盛り上がりを見せています。
当記事では、以下のような内容を解説し、インフルエンサーマーケティングの導入イメージが湧くことをゴールとしています。
- ・インフルエンサーマーケティングではどのような効果が得られるのか
- ・本当にインフルエンサーマーケティングは成果に繋がるのか
- ・目的に応じた活用方法
- ・費用対効果や効果検証の方法
また、当メディアを運営する株式会社フォーイットは、日本最大級のインフルエンサーネットワークを有する株式会社BitStarと共同開発し、インフルエンサーと企業を繋ぐマッチングサービス「BitStar Network」をリリースしています。
初めてインフルエンサーマーケティングを実施される企業様、また大きな工数が発生するインフルエンサーとのやり取りを全て一任できる成果報酬型のサービスのため、導入しやすくなっております。
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インフルエンサーマーケティングはどのような効果を生み出すのか
ここではインフルエンサーマーケティングに投資することによって得られる効果についてご紹介します。
一般的に想起されやすいのはブランディングや認知度拡大かと思われますが、それ以外にも多くの効果を発揮します。
1.コスト削減
数ある広告施策の中で、高額な費用がかかるテレビ広告や記事広告、代理店への広告運用の依頼などに比較するとコストを抑えることが可能です。
理由としてはクリエイティブの作成をインフルエンサー自身が行うこと、また月額数万円で依頼可能といったサブスクリプションの形式をとっているケースがあるためです。
さらにBitStar Networrkのように成果報酬型で最低限のコスト負担で施策を実行できるサービスもあるため、なるべくコストを抑えた広告施策を打ちたい企業様におすすめのマーケティング施策となっています。
2.集客アップ効果
数多くのフォロワーを抱えるインフルエンサーが投稿することで、彼らのフォロワーが自社ホームページやSNSに流入することが見込まれます。
自社の商品やサービスの見込み顧客を抱えるインフルエンサーにPRを依頼することで、質の高い集客を行うことができるでしょう。
またTwitter上で影響力のあるインフルエンサーであれば、ツイートが拡散した先のユーザーからのアクセスも期待でき、集客数を増やしたい場合はおすすめの媒体です。
3.売上増
インフルエンサーマーケティングでは多くの方の目に触れるきっかけを作ること、ファンを増やすことなどを主目的に置くことが多いと思いますが、もちろん売上アップにも繋がります。
特にジャンル特化したインフルエンサーや、ミドル・マイクロインフルエンサーといったユーザーとの距離感の近いインフルエンサーを活用した場合、一回の投稿の中ですぐ購入に繋がることもあります。
それはそのインフルエンサーの信頼性が為せるものであり、情報が有象無象にあふれる中、「この人がおすすめするなら一度試してみよう」という心理が働くためです。
4.認知獲得・ブランディング
多くのフォロワー数を抱える人気のインフルエンサーに商品・サービスを紹介してもらえることで、一瞬にして多くの人に認知してもらうことができます。
また各SNSユーザーの好みにあった面白いクリエイティブを作成してくれるため、クリエイティブを最後まで視聴し、広告とはいえ悪いイメージを抱かれることなくユーザーに知ってもらうことが可能です。
特に自社の商品・サービスのジャンルに特化したインフルエンサーに紹介してもらうことで、業界の中でも箔が付き、高いブランディング効果が期待できます。
5.顧客とのコミュニケーション機会の創出
インフルエンサーのフォロワーという、これまで繋がりのなかった多数の見込み客とのコミュニケーション機会の創出に繋がります。
インフルエンサーの投稿に反応したユーザーに公式アカウントでアプローチすることで、コミュニケーションが可能です。
SNS上で悩みをつぶやいているユーザーに直接アプローチするサポート手法を”アクティブサポート”といいますが、この手法をインフルエンサーマーケティングと掛け合わせることで、ターゲット消費者に良好なイメージを抱いてもらえるきっかけとなります。
なぜインフルエンサーマーケティングが効果的なのか
ここでは、そもそもインフルエンサーマーケティングが注目されるようになってきた背景を解説します。
規模感の大きな話になりますが、以下のような理由が挙げられます。
- 広告に拒否反応を示す消費者が増えてきた
- 情報収集をSNSで行う消費者が増えた
- 一消費者が単なる書いてだけではなく、新たな消費を誘発する存在となっている
それぞれについて詳しく解説していきます。
1.広告に拒否反応を示す消費者が多い
近年はYouTubeの広告スキップ機能やサービスがあるほど、広告に対して嫌悪感を抱く消費者の声が大きくなりました。
SEO記事の中でも、バナー広告やアフィリエイトリンクが記事ページのいたるところにあるケースや、ポップアップ広告が何度も出現するなど、ユーザー体験を悪くしていると指摘されています。
これらのような利益獲得を全面に感じる広告はユーザーから忌避されてしまいます。
一方で広告の中にも、ユーモアに富んだクリエイティブは好意的に受け取ってもらえるケースが見受けられます。こうしたクリエイティブの制作はインフルエンサーが得意としている領域で、インフルエンサーマーケティングを活用するメリットの一つです。
2.情報収集においてSNSを利用する消費者が増えた
近年はインターネットの利用者数の伸びはもちろん、一人ひとりがSNSに触れる時間が増えています。
※参照:令和2年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書
特にGoogle検索ではSEO対策を施された長文記事が多く見受けられるようになり、欲しい情報を瞬時に獲得できないケースも増えてきました。
またどのページも均一化された情報ばかりで面白みに欠けるなど様々な理由が考えられますが、消費者は受動的にも能動的にもSNSで情報を収集することが多くなってきています。
3.インフルエンサーマーケティング効果における研究論文
複数の論文で指摘されているのは、消費者が単なる買い手ではなく、口コミを発生させることで次の消費者購買行動に深く影響を与えているということです。
消費者行動モデルのAISASやAIDESSが有名ですが、消費者が商品を購入して終わりではなく、彼らが生み出す口コミがSNSやブログといった媒体、また直接人を介した口コミが消費活動のムーブメントを新たに引き起こしているという考え方です。
インフルエンサーも消費者の一人であり、彼らが商品を紹介することで非常に大きな口コミ効果が発生することになります。
実際に、モノがありふれた現代では、あるジャンルに詳しい人(インフルエンサー)がおすすめしているものをとりあえず買ってみるという行動をとる人が少なくありません。
「”好きなインフルエンサーが紹介しているという理由ですぐに買う」という消費者の行動は思考停止ではなく、それだけの信頼を普段の投稿の質から感じ取っているからこそ現れるものだと考えられます。
※参照:インフルエンサーの発見とクチコミの効果 ~AIDEESモデルの実証分析~
インフルエンサーマーケティングで発生する費用と相場
インフルエンサーマーケティングで発生する費用項目とその相場について解説します。
基本的にパッケージプランがあるわけではありませんが、一投稿につきフォロワー数×2〜5円が一般的な相場で、インフルエンサーが利用するSNSやフォロワー数に応じて費用も変動します。
1.インフルエンサーマーケティングに発生する費用
インフルエンサーマーケティングを実施するにあたって発生する費用項目としては以下が挙げられます。
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主に発生する費用としては1点目の「投稿に対しての報酬」と2点目の「自社商品代と配送料」です。
3点目の交通費・宿泊費については、自社に取材に来てもらう必要がある場合や、ロケ地で撮影する場合などに発生しますが、そうでなければ発生することはありません。
2.インフルエンサーマーケティングの費用相場
インフルエンサーマーケティングの費用相場としては一投稿につき2〜5円が一般的な相場です。
1フォロワーあたりの単価はフォロワー数に応じて変動する傾向があり、10万人の場合は2円である一方、100万人であれば5円といったように変わってきます。
費用の目安
10万人×フォロワー単価2円=1投稿あたり”20万円” 100万人×フォロワー単価5円=1投稿あたり”500万円” |
こうした高額な固定費が発生するのが一般的なインフルエンサーマーケティングですが、リーズナブルに利用できる仕組みを提供しているのがafbのサービスです。afb独自のインフルエンサーネットワークとアフィリエイトの仕組みである成果報酬をかけ合わせ、どんな企業様でも実施しやすい金額でインフルエンサーマーケティングに挑戦ができる場を整えています。
インフルエンサーマーケティングを試してみたいけど、金額がネックだと感じている企業様はぜひ一度afbにお問い合わせください。
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広告効果を高めるために必要な考え方
インフルエンサーマーケティングにおいて成果を上げていくために、施策の目的と目標をしっかりと定めることが重要です。
この章では各SNSで確認できる数値情報と、それらをもとにした指標設定の方法を解説していきます。
1.目的と目標(KGI、KPI)を明確に
どの施策にも必要ですが、明確なKPI、KGIを設定することが施策成功の要になります。
例えば施策の最終目標(KGI)が短期的な売上UPであれば、インフルエンサーマーケティングよりもリスティング広告の方が有効なケースもあります。
リスティング広告は、消費者が検索する悩みや願望に対してダイレクトにアプローチできる手法のため即効性があり、売上UPという目的に対して最適です。
一方インフルエンサーマーケティングは認知獲得やブランディングを主目的に置かれることが多く、長期的な売上UPをKGIとして設定することが多いです。
その際のKPIとしてはインプレッション数や投稿への反応数がまずは考えられます。
あくまで売上を目的とする場合は投稿への反応数、記事LPへの遷移数、購入数の順に指標を設け、効果を追うことが多いです。
2.各SNSの特徴と確認できる数値
インフルエンサーマーケティングを効果的な施策とするために、自社がどのユーザー層にアプローチしたいのかを見極める必要があります。
ここではインフルエンサーマーケティングで利用される各SNSの特徴と、データとして確認できるインサイト情報の項目などを紹介していきます。
※参照:令和2年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査 報告書
2-1.Instagram
Instagramの国内ユーザー数は2019年6月時点で3,300万人とされており、10代〜30代の女性をメインユーザーとしたSNSです。近年は男性ユーザーも増え、男女比は半数に迫る勢いとなっています。
画像と動画をメインとしたインターフェースで視覚に訴える仕様のため、インフルエンサーのビジュアルやおしゃれな写真コンテンツを雑誌感覚で楽しむユーザーが多いです。そのため美容やコスメ、ファッション系のジャンルと相性がいいSNSです。
Instagramで確認できるインサイト情報
インプレッション数:投稿が見られた数 エンゲージメント数:いいねやコメントなどのユーザーの反応数 保存数:ユーザーが投稿を保存した数 プロフィール訪問数:投稿からプロフィールに遷移したユーザーの数 フォロー数:投稿からフォローに至ったユーザーの数 |
2-2.Twitter
Twitterの国内ユーザー数は2017年10月時点で4,500万人とされています。20代の利用率が79.8%と高く、10代〜40代を中心に幅広い層に利用されています。
写真や動画も投稿可能ですが、140文字のテキストを中心とした投稿が特徴で、リツイート機能による情報拡散力が大きな魅力です。
Twitterで確認できる主なインサイト情報
インプレッション数:投稿が見られた数 エンゲージメント数:いいねやコメントなどのユーザーの反応数 リンククリック数:投稿に設置したリンクをユーザーがクリックした数 プロフィールアクセス数:投稿からプロフィールに遷移したユーザーの数 フォロー数:投稿からフォローに至ったユーザーの数 |
2-3.YouTube
YouTubeの国内ユーザー数は2020年9月時点で6,500万人とされており、アクティブユーザー数は40代が最も高く、次いで50代、30代と高い年齢層の利用者数が多いSNSです。
動画に特化したプラットフォームで長時間の動画コンテンツを投稿可能となっています。
当初はエンタメコンテンツがメインでしたが、近年は著名人の参入やビジネス系の投稿が目立ち始め、幅広い世代から支持を集めています。
YouTubeで確認できる主なインサイト情報
インプレッション数:YouTube上でどれだけ表示された数 インプレッションのCTR:インプレッションに対してクリックされた割合 再生数:動画が視聴された数 クリック数:動画内、もしくは概要欄の文章内に設置されたURLがクリックされた数 エンゲージメント数:GOOD/BADの数や比率、コメント数、シェア数 |
2-4.tiktok
TikTokの国内ユーザー数は2019年2月時点で950万人とされています。10代の利用者数が軍を抜いて高く、若年層に人気のSNSです。
YouTubeと同じく動画に特化しており、一番の特徴は15秒のショートムービーをエンドレスに視聴できる仕様です。この仕様はInstagramやYouTubeにも転用されています。
当初はリップシンク(口パク)やダンス動画がメインでしたが、1分以上の長尺動画を投稿できるようアップデートされたことで様々な種類の動画が投稿されるようになってきました。
TikTokで確認できる主なインサイト情報
動画の再生回数:期間中の投稿で動画が再生された回数 フォロワー数の増減:フォロワーが増減した数 プロフィール表示回数:プロフィールが表示された数 合計再生時間:各動画ごとの合計再生時間 平均視聴時間:各動画ごとの平均視聴時間 |
2-5.Facebook
Facebookの国内ユーザー数は2019年7月時点で2,600万人とされています。30代の利用率が最も高く、20代〜50代のビジネス層で利用率が高い傾向にあります。
実名制のSNSという特徴があり、Facebook広告はそのプロフィール情報をもとにした高いターゲティング効果を発揮します。
実際の交友関係に基づく投稿に対するエンゲージメント数も高い傾向にあります。
Facebookで確認できる主なインサイト情報
平均リーチ:投稿タイプごとの平均リーチ数 ユーザー属性:いいねした人、フォロワー等の性別・年齢・地域が確認可能 競合ページの人気投稿:指定したFacebookページの人気投稿とエンゲージメントを確認可能 |
効果的なインフルエンサーの選び方
インフルエンサーマーケティングを効果的な施策とするためには、適切なインフルエンサーを選定し、施策を実施する必要があります。
フォロワー数が多ければ誰でもいいというわけではもちろんなく、自社商品・サービスにマッチしたインフルエンサーを選定することが重要です。
少し深掘りすると、何について発信していて、どんな人がそのインフルエンサーを見ているのかを確認するということになります。
例えば自社の化粧品のPRをしたい時、自撮りを多数載せている美人インスタグラマーを選んでしまうケースがあります。
しかし彼女たちのフォロワーは、彼女の容姿を見に来ている男性が多い場合があり、化粧水のターゲットとしたいフォロワーにリーチする可能性が低くなります。
このように表面上のフォロワー数や先入観でインフルエンサーを選ぶのではなく、しっかりと発信内容とそのフォロワー属性を見極めた上でえPRの依頼をしていきましょう。
こうしたインフルエンサーの発掘や選定は人力で行う必要があり、工数がかさむ仕事です。この点をインフルエンサーネットワークを持つafbなら、スピーディーに最適なインフルエンサーをキャスティング可能なため、不安がある会社様はぜひお気軽にご相談ください。
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自社商品と相性のいいインフルエンサーを活用した認知獲得事例
東北地方で焼肉・冷麺を中心としたメニューを実店舗で提供するやまなか家。現在はECサイトにも力を入れており、肉の大容量メニューが人気のブランドです。
その特徴から、大食い系YouTuberである「三年食太郎」さん、「さらちゃんねっる」さんとコラボすることで、大容量が魅力的なやまなか家の魅力のアピールを存分に目指した企画を実施しています。
概要欄にクーポンコードを設置することで購入を促しており、実際の購入までを後押しする内容となっています。
1.三年食太郎
三年食太郎さんチャンネル登録者数 58.9万人(2022年9月現在)を誇る大食い系インフルエンサーです。
スリムな見た目からは想像できない大食いっぷりと、美味しそうにたくさんご飯を食べる動画に男女を問わず幅広い層からの人気を集めています。
2018年7月のYouTubeチャンネルの開設から、わずか1年半でチャンネル登録者 40万人突破間近に迫り、2ヶ月後の9月には日本テレビ「今夜くらべてみました」やテレビ東京「元祖!大食い王決定戦~大食い女王決定戦 2018〜」に出演するなど、破竹の勢いで注目されているインフルエンサーです。
2.さらちゃんねっる
さらちゃんねっるさんはチャンネル登録者数 15.3万人(2022年9月現在)を誇る現役大学生YouTuberです。
彼女もスリムな体型でありながら「1時間食べ放題の回転寿司で30皿以上を平らげ、満腹にならなかった」という逸話を持っています。
大好きだというスイーツを中心に様々な食べ物をたくさん食べる様子とルックスが相まって多くのファンが魅了されています。
上記2名をはじめインフルエンサーにPR依頼をする場合、そもそものインフルエンサーの発掘から個別での調整に至るまで、少なくない仕事量が発生します。
この点afbをご利用いただくことで、最適なインフルエンサーのキャスティングから諸調整を代行し、スムーズな案件掲載までを実現することが可能となります。
高額なコストがかさみがちなインフルエンサーマーケティングにおいて、調整代行がセットになったサービスが成果報酬で実施できるのはafbならではの強みです。直近でインフルエンサーマーケティングをご検討中の企業様はぜひお気軽に以下までお問い合わせください。
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インフルエンサーマーケティングの効果測定方法
どの施策においても重要ですが、打った施策には効果検証を実施し、PDCAを回していく必要があります。
あらかじめKPIを設定し、各種ツールを活用して効果検証を進めていきましょう。
ここでは「SNS分析ツール」「Google Analytics」「ソーシャルリスニング」の3つの手段を活用した方法を解説していきます。
1.SNSの分析ツールを活用する
基本的には各SNSに標準搭載されている分析ツールを利用し、効果測定を行っていくことになります。
SNSごとの代表的なインサイト情報は以下にまとめているので、ご確認ください。
→各SNSの特徴と確認できる数値
インサイト情報ではインプレション数やいいね数、URLのクリック数などを確認することができます。
当然これらのデータはインフルエンサーのアカウントでのみ確認可能なものであるため、施策を実施する際は一定期間後にデータを共有してもらえるよう依頼しましょう。
インフルエンサーマーケティング会社では、こうした数値情報の提供や効果測定を代行するプランを提供しているケースもあるため、施策実施から効果検証まで一気通貫で依頼することも可能です。
2.パラメータ付きURLとGoogleアナリティクスを活用
Google社が提供する無料の分析ツール「Google Analytics(アナリティクス)」は、WebサイトのPV数、訪問者数、流入経路など、ユーザーの動きを詳細に分析することができます。
インフルエンサーマーケティングの効果測定では「パラメータ付きURL」を発行し、各インフルエンサーごとの流入経路を把握する方法がおすすめです。
パラメータ付きURLは、Googleが提供している無料ツール「Campaign URL Builder」を活用することで簡単に発行することが可能です。
設定方法は以下のページからご確認ください。
→カスタム URL でキャンペーン データを収集する
実際にパラメータ付きURLを発行したら、それをインフルエンサーに共有し、投稿内に設置してもらえれば大丈夫です。
これでGoogleAnalytics上でどのインフルエンサー経由の流入なのかをしっかり把握することができます。
3.ソーシャルリスニング
投稿後の反応を確認する方法として、ソーシャルリスニングといわれる手法があります。
ソーシャルリスニングは実際にSNS上で商品・サービス名などを検索し、ユーザーの投稿や会話を収集・分析することです。
従来はユーザーの実際の声を聞き、施策の改善に活かす手法としてアンケート調査がありましたが、現代はSNSを活用することで無料でこうした情報が手に入ります。
チェックする内容としては、例えば以下のようなことが挙げられます。
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実際にこれらの情報からペルソナ情報を上書きしたり、施策だけではなく商品・サービスの改善にも繋げることができます。
インフルエンサーに広告依頼をする方法
インフルエンサーマーケティングを実施するにはインフルエンサーと契約を締結する必要があります。
方法は2つあり、直接コミュニケーションを取るか、代理店に依頼をするかです。すでにコネクションがある場合や実施経験がある場合は直接コミュニケーションを取るといいと思いますが、初めてのケースであれば代理店を利用するのが適切でしょう。
1.直接SNSでDMを送る
最もシンプルな方法が、インフルエンサーに直接DM(ダイレクトメッセージ)を送信するというものです。
自身でPR依頼をしたいインフルエンサーをピックアップし、直接アプローチを進めていくことになります。しかし関係値が全くない状態でのメッセージは埋もれやすく、連絡が取れないケースも往々にしてあります。
共通の友達がいるアカウントで連絡を取るなど、なるべく返信率を高める工夫が必要になってきます。
2.インフルエンサーキャスティング会社(代理店)を活用する
知見もない中、自社リソースだけでインフルエンサーマーケティングをすべてを進めることは不安も多いことでしょう。その場合は代理店であるインフルエンサーマーケティング会社の活用を検討してみることをおすすめします。
インフルエンサーのキャスティングから契約のコミュニケーションなどを代行し、施策をスムーズに実施させることができます。
通常であれば高額なPRコストを負担する必要がありますが、成果報酬制など格安でインフルエンサーマーケティングを可能にしている会社もあり、知見を溜めるためにもまずは代理店を利用するのがいいでしょう。
しかし効果測定など自社でする必要があり、一過性の施策となってしまうケースも見受けられます。Bitstar Networkでは効果検証パックの提供も行っており、施策の改善や成功事例の横展開へと繋げることも可能です。
インフルエンサーマーケティングを行う上での注意点
インフルエンサーマーケティングを実施するにあたってはリスクもあり、注意が必要です。
それはステルスマーケティングとなってしまう可能性があることです。
1.ステルスマーケティングにならないように
企業から報酬を受け取りながら、広告であることを公表せずに行う宣伝方法のことをステルスマーケティング(略称:ステマ)といいます。
報酬を受け取りながら好意的な感想や、推薦コメントを投稿することで消費者の印象を良くしようとする行為ですが、情報の信頼性を失う可能性があります。
発覚すると炎上のリスクがあり、インフルエンサーはもちろん、自社のブランド評価を著しく落とすことにもなりかねません。
ステルスマーケティングを避けるためには、投稿の中に「#PR」のように広告だとしっかり判別できるテキストを同時に入力してもらう事が重要です。
2.適切な投稿時間について
投稿の効果を最大化するために、ユーザーに最も見られる時間に投稿してもらうことが重要です。
とはいえインフルエンサーによってフォロワーがアクティブな時間帯は様々です。一概に何時から何時までの間が最も見られるというように断定することはできません。
そのためインフルエンサーとの打ち合わせ時に、インフルエンサーごとにフォロワーが最もアクティブな時間帯を共有してもらい、投稿のタイミングを決める事が重要です。
インフルエンサーマーケティング 効果のまとめ
インフルエンサーマーケティングは現代の広告嫌悪、SNSユーザーの増加などの背景から効果が高く、認知獲得・ブランディングといった側面から売上アップも見込める施策となっています。
一度やって終わりではなく、明確な目的の設定と効果測定を実施することで、ヒットするクリエイティブを他のインフルエンサーに横展開することも可能です。
適切なKPI、KGIを設定し、施策を成功に導いていきましょう。
インフルエンサーマーケティングならafbのご利用を
インフルエンサーマーケティングを初めて実施するなら、成果報酬型で施策を実施できるafbのご利用はいかがでしょうか
手間のかかるインフルエンサーの開拓から掲載交渉など、キャスティングに必要な業務をすべて代行しています。
インフルエンサー数は業界でも随一で、アフィリエイトプラットフォームであるafb独自のインフルエンサーも多数在籍しています。
成果報酬型のため、フォロワーが実際に商品を購入した場合にのみ広告費が発生する仕組みのため、最低限のコストで施策を実施できます。
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