副業をすることが世間でも一般的になってきましたね。
アフィリエイト人口も年々増えており、ブログに取り組む方は非常に多いです。
YouTuberのように顔出しをしたくない方やトークに自信のない方でも、ブログのように文章による匿名での発信なら始めやすいかと思います。
今回はこれかアフィリエイトブログを始めようとお考えの方に、「集客の方法」「収益化の方法」などをメインに解説していきたいと思います。
ブログテーマとジャンルを決めよう
まずはブログの根幹となるテーマ・ジャンルを決めていきましょう。
初心者の場合、とにかく何でもいいから書き始めるということも大事ですが、アフィリエイトで収益を上げていこうと思ったら、ブログのテーマ・ジャンルを固めるのが賢明なやり方です。
というのも、1ジャンルに特化したブログであればユーザーに覚えてもらいやすくなります。
例えばメンズ化粧水について発信しているサイトで有益な情報発信をしていれば、ユーザーがいざメンズ化粧水を買おうと思った時に、第一に参考にしてもらえるチャンスが増えていきます。
またSEO対策の面でも、何について発信しているサイトなのかを検索エンジンが認識しやすくなるので、統一感のないサイトよりも優位に立ちやすくなります。
近年のSEOは、特に専門性や権威性が重視される時代になってきていて、「誰が発信しているのか」をシビアに見られる傾向にあります。
そのため「○○といえばあの人」と言われるレベルになることが重要で、その意味でも特化サイトでブログを始めることをオススメします。
初心者は無料ブログで第一歩を踏み出そう
初心者がブログを始めるなら、無料ブログを利用するのがオススメです。
無料ブログとは、無料でアカウントを作り、ブログ投稿ができるサービスのことを言います。
「アメーバブログ」や「はてなブログ」、「ライブドアブログ」などが有名です。
サービス利用者が非常に多く、サービス内をサーフィンして記事を読んでいる方も多いので、初心者の方が記事を投稿してもいきなりアクセスが来る可能性もあります。
これが有料で始める独自サイトとなると、スタート時点では厳しいものがあります。(軌道に乗れば独自サイトの方がアフィリエイトに適しています)
やはり読んでもらうことがモチベーションに繋がるので、無料ブログで第一歩を踏み出してみましょう。
おすすめの無料ブログ3選
先ほども名前が上がりましたが、「アメーバブログ」「はてなブログ」「ライブドアブログ」の3つをご紹介します。
直近はnoteがSEOでも評価を上げていますが、アフィリエイトは禁止されているので、アフィリエイト以外の情報発信ツールとして活用するといいと思います。
【アメーバブログ】女性が多め。美容系をやりたい人にオススメ
芸能人の利用者が多いことでも知られているアメーバブログ(通称アメブロ)。
ブログテーマはグルメや美容などを中心に書かれていて、女性ユーザーが多いことがうかがえます。日記のように使っている方も多く、スマホでも気軽に投稿できる点も人気の理由かもしれません。
ブログのテーマごとや職業別など様々な分類で記事を探すこともできるので、記事を見てもらえるチャンスも多いです。
アフィリエイトは現在「ameba pick」を利用することで可能になっています。
【はてなブログ】骨太な文章を書きたい人にオススメ
はてなブログは映画や小説の考察系ブログをはじめとした知的で重厚な内容のブログが多い印象です。
アメブロは文字装飾や画像を多めに使ってビジュアル面で楽しめるブログなのに対し、はてなブログは文章をメインに楽しむブログと言えるかもしれません。
また「はてなブックマーク」というはてなブログユーザーの中で記事がピックアップされ、バズる事もあります。
ASPアフィリエイトの利用も可能で、また有料版の「はてなブログpro」にバージョンアップすればアドセンスも可能になるので、大きく稼いでいきたい場合はオススメなブログサービスの一つです。
【ライブドアブログ】急上昇ランキングやLINE読者機能が魅力
ライブドアブログは、インターネットが普及し始めた2000年頃から人気のブログサービスです。
2015年5月より有料プランが廃止されたので、全ての機能を無料で使えるようになっています。
コミュニティ機能が充実しており、急上昇ランキングでユーザーに記事を見つけてもらったり、LINEに通知が届くLINE読者機能など、ファンに読んでもらいやすい仕組みも整っています。
ASPアフィリエイトの利用は問題なく、独自ドメインで始めればアドセンスの利用も可能です。
【WordPress】独自サイトでのサイト作成
アフィリエイトをする上で、無料ブログにはいくつかデメリットもあります。
主には広告掲載の制約やサービス終了のリスク、またアカウントの強制削除などです。
さらに無料ブログではGoogle Adsense(アドセンス)やその他アフィリエイトが利用できない場合があります。
アフィリエイトを始める前は各ブログの規約等を確認しておきましょう。
それらの制約から解放され、のびのびとアフィリエイトをやっていきたい場合は独自サイトを開設することをオススメします。開設までの手間や初期費用が少しかかりますが、維持費を払い続ける限り半永久的にサイトを保有することができます。
そして独自サイトを運営する場合、WordPressを活用するのがオススメです。
WordPressは世界的に利用されているCMSで、プログラミング等の知識がない初心者の方でもサイト構築をしていくことができます。
詳しくは以下の講座を参照いただければと思います。
WordPressでアフィリエイト広告を設置する手順まで解説しているので、参考にしてみてください。
【記事作成】集客用の記事と成約用の記事を書こう。
アフィリエイトブログで集客するには、商品についての記事(商標記事)を書くことはもちろん大事なのですが、より多くの人にその商標記事を見てもらう必要があります。そのためには商品の購買には直結しないキーワード(一般キーワード)で対策した記事を用意し、その記事から商標記事へリンクするという方法があります。
【集客用記事】一般キーワードで記事を書いてみよう
まずは広告がない状態で記事を書くことになるので、一般キーワードで記事を書いてみましょう。
例えばメンズ化粧水を取り扱うサイトであれば、「顔 乾燥」や「肌 綺麗 男」のように、悩みの解決法として化粧水を提案できるようなキーワードです。
後々商標記事を書き始めた時に、これら一般キーワードの記事からリンクを送ればよりアクセスを稼ぐことができます。
さらに一般キーワード内で商品を売るということも可能です。これは”キーワードずらし”とも言われます。
例えば「クレジットカード」は競合が強く上位表示が難しいため、「卒業旅行 予算」のように、クレジットカードが必要になりそうなシチュエーションを想像し、訴求していくパターンです。
このように商品の見込み顧客ではなかった層へアプローチできることは、広告主にとっても広告効果が高いサイトと捉えられ、特別単価の獲得にも近づけることができます。
【成約用記事】商標記事でCVRの高い記事を書く
商標記事は文字通り商品について書く記事のことです。情報源は基本的に商品のホームページ、そして各種口コミサイトでまかなえるので、仮に不得意なジャンルに参入したとしても取り組みやすいと言えます。
商標キーワードは最も購買に近い(CVRが高い)キーワードとなるので、ユーザーの背中を後押しすることがポイントです。
単にホームページに書いてあることだけを書くのではあまり意味がなく、自身で商品レビューをして、1ユーザーとしてどう感じたかを伝えることが大切です。
売れる記事を書いていくために大切なことをこちらの記事で解説しているので、参考にしてみてください。
【ブログへの集客方法】主に3種類あります
たくさんの人に記事を見てもらうにはどうすればいいくま?
どれだけ自信のある記事や、たくさんの記事を書いても、それを人に届けられなければ宝の持ち腐れです。記事を見てもらうためには、集客方法を知っておく必要があります。
主には以下の3つの集客方法があります。
①無料ブログのコミュニティから見つけてもらう方法
②SEOで集客する方法
③SNSで集客する方法
①は無料ブログならではの集客方法で、独自サイトでは手にできないチャンスです。その意味で無料ブログは集客ルートが多いと言えます。
②、③は共通の集客方法です。
この2つについて少し解説します。
SEOで集客する方法
SEOは正式名称を「検索エンジン最適化」といい、Googleをはじめとした検索エンジンでサイト、記事を評価してもらうことで、検索結果の上位に表示させるための対策を意味します。
現在ほとんどのアフィリエイターにとってブログ集客のメインルートとなっています。
ただ検索1位を取ったらずっとそのままというわけではなく、日々順位は変動し、また定期的に評価基準が変わるアップデートを行っているので、サイト全体が低評価を受ける可能性もあります。
序盤でも触れましたが、近年は発信者の専門性や権威性が重視され、誰の発言なのかを見られるようになっています。そのためSEO一本ではなく、他の媒体も活用して発信力を高めていく必要が出てきました。
そこで活用したいのがSNSです。
SNSで集客する方法
SEOに限らず集客ルートを一本に絞っていると、それが振るわなかった時に全くアクセスが集まらない事態にもなりかねません。そこでTwitterやInstagram、LINE@等のSNSを活用した集客を併用しましょう。
特にTwitterは拡散スピードが速く、新規ユーザーを増やすのに最適なツールです。
Instagramは投稿ごとにリンクを貼ることができないので、記事の拡散には適していませんが、プロフィール欄やストーリーを活用することでサイトへの集客は可能です。
LINE@は閉じられたコミュニティの中で発信することになるので、拡散というよりはファンに向けて、ファンが求める情報の発信ができるとベストです。
これらSNSを活用して瞬間的に記事へのアクセスを稼げるようになれば、Google Discover(Google砲)というGoogleのオススメ機能にピックアップされることもあり、より大きくアクセスを伸ばすことも可能です。
アフィリエイトブログの収益化
ブログを開設し記事作成もできたら、次はいよいよ開始フェーズに入ります。基本的に大きな報酬単価の商品を扱うにはASPを利用する必要があります。しかし報酬額は低くても、まずは成功体験を積んでいくことがモチベーションのためにも大切です。
そこで利用したいのがGoogle Adsense(アドセンス)やAmazonアソシエイトです。
【レベル1:アドセンス】広告が閲覧・クリックされれば報酬が発生
アドセンスは、サイト内の好きな位置に広告を貼り、それが閲覧される、もしくはクリックされた時に報酬が発生します。表示される広告には、ユーザーが興味のある商品やサービスが採用されるリターゲティング機能が働いており、ユーザーが注目しやすくなっています。
さらにアドセンスでは、表示される商品もしくはサービスが購入される必要がないので、報酬発生のハードルが非常に低いのも特徴です。その分報酬額も数十~数百円程となるのが一般的です。
初心者がまず報酬発生の体験をするには最適な手法です。
またトレンドにのって大量のアクセスを集められればアドセンスでも大きな収益額を確保できます。人々が関心を持ちそうなニュースが報道されたらすぐに記事化することでそれが可能になります。これをトレンドアフィリエイトといいます。
ただ短時間での勝負になるので品質の高い記事を用意することが難しく、常にニュースを見ている必要があるので、副業として行うには難しい手法ではあります。
注意として、アメーバブログとはてなブログでは利用できません。(はてなブログは有料版で可能)
【レベル2:Amazonアソシエイト】身近な商品を売ってみよう
Amazonにはありとあらゆる商品が揃っていますよね。Amazonアソシエイトでは、Amazonにあるすべての商品をアフィリエイトすることができます。
報酬金額は商品区分によって割合が決められており、1点あたりの上限は1000円(税別)となっています。
→Amazonアソシエイト・プログラム紹介料率表
初心者にとってやりやすいのは、自分に馴染みのある商品をブログで紹介し、アフィリエイトできるところです。
やはり自分の好きなモノやもともと知識のあるジャンルの商品であれば記事も書きやすく、ユーザーにとっても参考になる情報を用意しやすいはずです。ASPにない商品でもAmazonでまかなうことができるので、利用しない手はないと思います。
【レベル3:ASPアフィリエイト】高単価の商品を扱ってみよう
アフィリエイトで本業レベルまで稼げている人は、ほぼ例外なくASPを利用しています。
例えば5万円稼ぐとなった時に、1件100円のように安い商品であれば500件売る必要がありますが、1件5000円のように高単価な商品であれば、10件売ることで達成できます。
アドセンスやAmazonアソシエイトが前者で、ASPアフィリエイトが後者というイメージです。
当然大きく稼いでいこうと思ったら、後者の戦略を取る方が効率的に稼いでいくことが可能です。
ASPにも得意ジャンル(案件数の多さや担当者の業界知識等)があるので、ご自身が取り組みたいジャンルによって使い分けるのがベストです。afbの場合、エステ、ボディケア、婚活が得意ジャンルとなっています。他に健康食品や転職ジャンルにも力を入れており、幅広いジャンルでサポートが可能です。
また登録には審査が必要です。審査の目安については以下の記事に記載しているので、ご参照の上申請ください。
▼参考記事
ASPへの登録方法
afbを例にASPへの登録手順をご説明します。
こちらの「ASPへの登録から報酬の受け取りまで」で詳しく説明していますので、ぜひご確認ください。
「アフィリエイトブログの始め方」のおさらい
・ブログテーマを1つに絞り、「○○といえばあの人」のポジションを目指す
・無料ブログと独自サイトから、自分に合ったサービスでブログを始めよう
・記事には集客用の記事と成約用の記事がある
・収益化の方法は「アドセンス」「Amazonアソシエイト」「ASPアフィリエイト」の3つ
関連記事
・【4つに分類】アフィリエイトの種類を一覧で学ぼう【報酬・報酬設定・メディア・手法別まとめ】