今回はafbにて「コミュニケーション」に関して、全国の20代~60代までの男女500人を対象にアンケートを実施し、その結果をまとめました。
男女500人を対象にコミュニケーションについてのアンケート
【調査概要】
対象者:20歳~69歳の男女
サンプル数:500人
居住地:全国
調査方法:ネットリサーチ
アンケート実施日:2024年3月28日
調査メディア:afb を運営する株式会社フォーイット
質問と回答
質問
電話に抵抗はありますか?
質問に対しての回答選択肢は以下
(※複数回答可、ただし「抵抗はない」を選択した場合は単一回答)
1.かけることに抵抗がある
2.取ることに抵抗がある
3.抵抗はない
全体
全国の20代〜60代の男女を対象に、「電話に抵抗はありますか?」というアンケートを実施したところ、「抵抗がある」が53.2%、「抵抗はない」が46.8%という結果になりました。
その内訳を見ると、以下の様になりました。
「抵抗がある」と回答した方の内、「かけることに抵抗がある」が41.2%、「取ることに抵抗がある」が33.2%となりました。
年代別
年代別で見ると、電話に抵抗があると回答した方は20代と30代が最も多く、年代が上がるにつれて少なくなっていることがわかります。デジタルネイティブ世代では、普段からメールやメッセージアプリを使ってやりとりをすることが多いため、電話でのコミュニケーションに慣れておらず、苦手意識を抱えている方が多いのかもしれません。
また、20代では他の年代に比べ、「取ることに抵抗がある」という回答が多くなりました。仕事の場面で電話対応をする際は、経験が少ないことで不安を感じたり、その場で回答が求められることに緊張してしまったりしている可能性が伺えます。
その一方で、年代が上がると、長年の経験から対応力が上がっていることなどから、電話に抵抗がない方が増えていると考えられます。
職業別
職業別で見ると、抵抗があると回答した方は「会社員・公務員」、「専業主婦」、「学生・パート/アルバイト」では50%程度だったのに対して、「自営業・自由業」では40%に留まりました。職業や業務内容にもよりますが、コロナ禍を経た現在では、仕事上のやりとりなどもメールやメッセージアプリなどオンラインツールの使用機会が増えたことで電話を使用することが少なくなっているため、電話に抵抗があるという方が一定数いると推察されます。ただ、自営業の場合は業務の内容が多岐にわたり、例えば営業の架電から行政手続きなども全て自身で行わなければならないため、日常的に電話を使うことで抵抗がなくなっている方が多いのかもしれません。
子供の有無
子供の有無で見ると、子供がいる方は子供がいない方と比較して電話に抵抗がある方が少ないことが分かります。子供が生まれ、さまざまな行政上の手続きをする際の自治体などのやりとりや、子供が通っている学校とのコミュニケーションなど、子供がいる場合は日常的に電話を使うことが多くなるのかもしれません。そのため、電話に抵抗を感じる方が少ないと考えられます。
アンケート結果からわかること
今回、全国の20代~60代を対象に、「電話に抵抗はありますか?」というアンケートを実施したところ、53.2%が「抵抗がある」と回答しました。また、その内訳として、「かけることに抵抗がある」が41.2%、「取ることに抵抗がある」が33.2%となりました。
メールやメッセージアプリの普及によって、昔に比べると電話を使用する場面は確実に減ったと言えるでしょう。”タイパ”が重視される現代では、電話と比べて相手の都合や時間を気にせずに送れるオンラインツールを重宝している方も多いのではないでしょうか。しかし電話には、ダイレクトに回答が得られる、話し方によって相手の感情を察することができるなどの利点もあります。
新年度が始まり、新しい環境に身を置くことで電話でやり取りする機会が増え、不安を感じている方もいるかもしれませんが、多くは”慣れ”が解決してくれるのかもしれません。
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若者は本当に電話嫌いなのか?年代や職業によって「電話の抵抗感」に異なる傾向が明らかに
https://www.afi-b.com/beginner/archives/tsushin/14415/
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