近年、副業やオンラインでの収入源として注目を集めるアフィリエイト。しかし、一般の人々にどこまで浸透しているのか不明な点が多いのも現状です。デジタル化が進む中、新たな経済活動としてのアフィリエイトの可能性と課題を探るため、今回はアフィリエイトの認知度についてアンケート調査を実施し、その結果をまとめました。
2,000人を対象にアフィリエイトについてのアンケート
調査概要
対象者:20歳~69歳の男女
サンプル数:2,000人
居住地:全国
調査方法:ネットリサーチ
アンケート実施日:2024年12月12日
質問と回答
質問:アフィリエイトがどのようなものか知っていますか?
質問に対しての回答選択肢は以下
1.内容を詳しく理解している
2.大まかな仕組みは知っている
3.名前を知っている程度
4.全く知らない
約6割がアフィリエイトを認知、4割は「全く知らない」
全国の20代〜60代の男女を対象に、「アフィリエイトがどのようなものか知っていますか?」というアンケートを実施したところ、知っているという方は59.4%でした。その内訳は、「名前を知っている程度」が29.5%、「大まかな仕組みは知っている」が21.6%、「内容を詳しく理解している」が8.5%という結果になりました。また、「全く知らない」と回答した方は40.6%でした。
アフィリエイト認知度に男女差
男女別で見ると、「内容を詳しく理解している」では約5%、「大まかな仕組みは知っている」では約7%男性の回答が上回りました。その一方で、「全く知らない」と回答した方は、女性が10%以上多くなっています。過去に実施した「注目している副業の分野は何ですか?」というアンケートでも、アフィリエイトと回答した方は男性が多く、男女でアフィリエイトに対する認知度に一定の差があることが伺えました。
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60代は半数が未知、40代では認知が進む
年代別で見ると、アフィリエイトについて「全く知らない」と回答した方は60代で約50%だったのに対して、40代では約30%となっており、年代によって認知度に差があることが分かりました。また、「内容を詳しく理解している」方は多い年代でも10%程度でしたが、「大まかな仕組みは知っている」と回答した方は30代〜40代で約30%に上りました。
職業別では「会社員・公務員」の認知が高まる
職業別で見ると、アフィリエイトについて「内容を詳しく理解している」もしくは「大まかな仕組みは知っている」と回答した方は、ともに会社員・公務員が最も多いという結果になりました。特に、自社商品やサービスの認知拡大手法としてアフィリエイト広告を活用している企業に勤めている方の場合は、仕事でアフィリエイトに触れることになるため、他の職業に比べて認知度が高くなると考えられます。その一方で、専業主夫・主婦の方は「全く知らない」が50%以上となっており、アフィリエイトについて知る機会が少ないことから認知度が低くなっていることが伺えます。
アンケート結果からわかること
今回の調査結果から、アフィリエイトについて詳しく理解している方はあまり多くありませんが、名前や仕組みを把握している方は属性を問わず多いことが分かりました。かつてはアフィリエイトと言えばブログのイメージが強かったかもしれませんが、近年では動画プラットフォームやSNSの普及により、アフィリエイトの手段も幅広くなりました。afbでは、アフィリエイトの始め方から収益化の方法までさまざまな情報を公開していますので、アフィリエイトに興味がある方はぜひ参考にしてみてください。
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アフィリエイトがどのようなものか知っていますか?ASPによる調査実施!
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