色々な情報が洪水のようにあふれている現代では、
いちいちそれらすべてに目を通している余裕はありません。
大量の情報に触れることで、受け取る側も目が肥えてきていますから、
今まで以上に情報発信者には、市場の流れを観察し、
「より速く」「よりわかりやすく」情報を届けることが求められます。
そのためには観察力、推理力が必要不可欠ですが、
これらは業界のトレンドや統計データを読み取ることで磨くことができます。
ここ10限目では、トレンドや統計データの取得法について紹介しますので
情報過多のなかでも発信を求められるようなサイトになるためにも
ぜひ参考にしてくださいね。
トレンドや統計データを得る手段
情報量が多い分、トレンドや統計データを得る手段も様々です。
いくつか紹介しますので、みなさんのサイトに合ったツール選びをしてください。
トレンド
・Googleアラート(https://www.google.com/alerts)
特定のキーワードやジャンルに関するニュースを知らせてくれるサイトです。
自分好みに細かくカスタマイズできるのが強みです。
・Googleトレンド(https://trends.google.co.jp/trends/)
検索回数の多いワードを載せたサイトです。
急上昇しているワードを調べたり、特定のワードが
どの時期に多く検索されているか、など知ることもできます。
・年代流行(http://nendai-ryuukou.com/)
50年代から現在までの流行が掲載されたサイトです。
ファッションから漫画、電化製品まで、ジャンルは多岐にわたるので
思わぬところに新しい発見があるかもしれません。
・不景気.com(http://www.fukeiki.com/)
業界の不況情報が掲載されています。
企業の倒産などは業界に及ぼす影響がとても大きいですから、
いち早く察知し、予測へつなげることが重要です。
・SNS
現代のトレンド取得ツールといえばTwitterやFacebookなどのSNSでしょう。
最近では検索エンジンよりもSNSで調べものをするという人が増えています。
統計データ
・総務省統計局(http://www.stat.go.jp/)
国勢調査をはじめとして、国内の様々な統計データがまとめられています。
国内の基本的な統計データなら、ここで探せば大体がそろうでしょう。
・生活定点(http://seikatsusoken.jp/teiten/)
大手広告代理店の博報堂が公開している統計データです。
食や恋愛からメディアや地球環境まで、21のカテゴリーの
ユニークなアンケートデータを、スッキリとしたレイアウトで見ることができます。
・調査のチカラ (http://chosa.itmedia.co.jp/)
国や企業が公開しているアンケートや統計など、
インターネット上にあるデータを中心にまとめているサイトです。
驚くほどジャンルの幅が広く、ぜひ一度見ていただきたいサイトです。
こうしたツールによってトレンドや統計データを読み取ることも大切ですが、
ある程度アクセスが増えてからは、オリジナリティを出すためにも
サイト訪問者に対しても調査を行っていくこともおすすめします。
具体的な調査の方法としては、サイト内にアンケートフォームを設置したり、
今ならTwitterやFacebookなどのSNSで呼びかけるのも効果的でしょう。
Twitterには簡単なアンケート機能もついていますので、
サイト用のアカウントがある人は試しにやってみてはいかがでしょうか。
サイト作成にワードプレスを使用している場合は、プラグインですぐに設置することができます。
「ワードプレスに挑戦しよう。」で紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
また、外部にアンケートを依頼するという手段もあります。
有料になってしまいますが、クラウドソーシングサービスを利用したり、
マクロミルやリサーチワークスなどのリサーチ会社に頼むことで、
より的確に、かつ大規模な調査を行うことができるでしょう。
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