2017年12月6日のGoogleアップデートについて、私が運営するアフィリエイト会員サービス「ALISA」の上級者チャットグループ内にて情報共有をさせて頂いたのですが、その内容を少し詳しくして、番外編として紹介させて頂きます。
なお、今回の記事に関しては以下の事例等を基に構成したものであり、Googleの考えと必ずしも一致するというわけではありませんのでご了承ください。
■今回の記事を執筆するにあたり参考にしたもの
弊社サイトアップデート後の動き、他社サイトのアップデート後の動き、弊社サイトのカスタマイズ後の動き、元Google検索エンジンのエンジニアとの対談、過去のGoogleのアップデート動向など。
今後の検索エンジンについて
Googleは自社に対する批判的なコメントを非常に気にする体質です。
ウェルク問題の時も少なからずGoogleへの批判的なコメントがありアップデートをおこないました。ただこれは本腰を入れたものではありませんでした。
今回のアップデートもGoogleがノリノリで行ったものではなく、ウェルク問題以降の医療健康系のサイトの信頼性に関する批判を受け止め、体裁を整えるためのアップデートと推測しております。
かつアップデート後の検索結果はアフィリエイターだけではなく、各方面の評判が悪いです。これはGoogle公式ブログのコメントを見ても明らかです。
Googleはこのような声を気にするので、現在の検索結果から少しずつ元の検索結果に寄ってくると思います。
完全に元に戻りませんが、アフィリエイトサイトが現状0の検索結果でも、3サイトから5サイトくらいは戻ってくると思います。
なので僕としてはそれほど心配していないというか
ある意味今後は元通りに戻りつつも
・ちゃっちいサイトは上がって来ず
・しっかりしたサイトだけ上がってくる
という流れになると思うので、今まで以上にコンテンツ重視の傾向は強くなるかなと感じています。これは上級アフィリエイターにとっても、ユーザーにとっても非常に良い傾向だと思います。
この「しっかりしたサイトだけが上がってくる」というのは以下のような条件を満たしていることが考えられます。
対策方法施策
現状影響を受けていないサイト、受けたサイトを見ていると色んなことが言われていますが、少し規則性が乏しいので何とも言えないのですが。。。
弊社が意識して対策をし、効果があったものなどを書いておきます。
・動画付、イラスト付き、写真付きで丁寧にレビューされたものは落ちづらい
・特商法を記載(サイト運営者が分かるようにする)
・個人情報保護方針に関する記述があるかどうか
・薬機法違反・健康増進法等、法令に違反する箇所はないか
・参照リンク先が信頼できるものか
・今まで通り私がセミナー等で言っていることが忠実に再現できているか(網羅性、信頼性、客観性、ライバルに勝っているかどうか)
などこれらを守れている記事は落ちづらかったり、落ちても回復したり、アップデートに応じて順位を上げているという印象があります。
ただ上記の法則が全て当てはまることでもなさそうです。
■その他感じていること
乾燥肌、敏感肌、紫外線アレルギーなどとは違い、癌・アトピーなどのような美容からかけ離れているジャンルは少し上がりづらい。下落幅が大きいという印象です。
検索エンジンの衰退化
現在の検索結果は少しずつ戻りつつあるものの、正直ユーザーにとって非常に使いづらいものになっていると思います。
今後のユーザーの動きは以前公式サイトにアップしたように、SNSに流れてもおかしくないと思っています。
ちなみに、インスタがかなり熱いSNSになっているので弊社では現在インスタのフォロワーを集める方法などを研究しています。数日で50フォロワー増えるなどある程度成果が見え始めているので、インスタを利用したアフィリ方法などは今年後半くらいから力を入れてやっていきたいと思います。
今回のアップデートは医療健康系のアフィリエイターにとっては厳しいものになったと思いますが、その中でも上位表示を続けているサイトもあれば、一度は落ちたものの回復してきたサイトもあります。
そしてこのようなサイトはユーザーにとって情報の信頼性や客観性を担保し、オリジナリティのあるサイトが多かったです。
Googleの顔色をうかがうのもたまには大事ですが、これからは今まで以上にユーザーのことを意識したコンテンツ作りが重要になるでしょう。