【番外編】アフィリエイトの集客手段はSEO対策とアド運用がメイン。<河井大志アフィリエイト講座4-1> | まーくんのアフィリエイト学校【afb】

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【番外編】アフィリエイトの集客手段はSEO対策とアド運用がメイン。<河井大志アフィリエイト講座4-1>

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基本的にはまーくんのアフィリエイト学校では「SEO対策」で集客していくアフィリエイトについてお話をしていきますので、SEO対策については順を追って説明していきますが、その中でも重要な部分についてここではピックアップします。

またアド運用についてはこれ以降、あまり取り扱うことがないので、ここを見て頂ければある程度アド運用型のアフィリエイトについて理解できるように説明をしていきます。

そもそもSEO対策で収益があがるキーワードというのは限られている傾向にあります。
弊社でも様々なアフィリエイトサイトを運営しておりますが、サイトによっては規模感が大きくても結局のところ、ほとんどの収益を数記事が稼いでいるということも多いです。

※プロモーションによってはNGキーワードがある場合もございますので、実施する前に、プロモーションの条件をご確認くださいませ。

一番手っ取り早く収益が上がるのは商標キーワードです。
やはり商品名で検索する人は購入意欲が高いので、商標キーワードで上位表示されるとCVRが10%近くなることが多いです。
これは商品だけでなく、サービス名でも同様です。
特に実際に利用しているレビュー記事は読み込まれやすいのでオススメです。

その次にジャンルキーワードです。
「ウォーターサーバー 比較」「美白コスメ 人気」「婚活アプリ ランキング」など「どの商品にしようかな」と迷っているキーワードです。

弊社でもASP様より様々な商品を提供して頂き、実際に利用した上で、非常に詳しく比較した記事などは上位表示されやすく、収益も上がりやすいです。

この際、アフィリエイトできる商品だけで比較をしないことです。

そのジャンルではアフィリエイトできない商品もたくさんあるので、それらの商品も含めて比較検討できるようにするのが、上位表示されやすいのです。

数年前までは、被リンクを購入する、被リンクを自分で構築する、という被リンク対策が全盛期だったのですが、今ではそのような雰囲気も少しずつなくなってきました。

弊社でも色んなキーワードの順位をGRCというツールで追っていますが、いくら被リンクを利用しても、そもそもコンテンツが良くなければ上位表示しづらいです。

私の1冊目の書籍である「SEO対策 検索上位サイトの法則52」を出版したくらい被リンク対策についての意識が強かった時代なので、被リンクのことについて詳しく書かれていますが、今は、そのような知識だけでは上位表示をすることができません。

そのキーワードの検索意図を満たすような形で、他のサイトよりも詳しく&オリジナリティがある記事を執筆することが重要です。

ですが、被リンクがまったくないのに上位表示ができるのかと言えばそうではありません。弊社で運営しているサイトでも、まったく被リンクがついていないものはやはり上位表示しづらいです。

逆にナチュラルリンクが増えて、ahrefsというツールでもドメイン価値が20を超えてくると上位表示しやすい傾向にあります。

このような傾向を考えても、積極的にナチュラルリンクを獲得していく手法は必要です

何も考えずに「このキーワードで上位表示しよう!」「次はこのキーワードで上位表示だ!」と記事を書き進めるのは良くありません。

「この記事を軸として、補足するような形で記事を書きすすめる」

というように記事の立ち位置や役割をしっかりと考えた上でサイト構成を考えていくのが大事です。

内部リンクもリンクに入りますから、難易度が高いキーワードで上位表示しようと考えている記事があるのであれば、その記事に対して多くリンクが集まるように様々な記事を書き進めるというような対策も必要になります。

次にアドネットワークを利用したアド運用型アフィリエイトの説明をしたいと思います。

Yahooのリスティング広告は検索エンジンで表示するための広告ですが、アドネットワークは様々なメディアに広告を表示させるものです。

簡単に言うとAdSenseを張り付けているサイトがあれば、そこに広告を出稿できるようなイメージです。

このようなアドネットワークは国内には多数あります。

とりあえず思いつき限りのアドネットワークを書いておきますので、保存しておいてください。

GDN、YDN、Facebook、outbrain、taboola、popin、i-mobile、Evory、akane、ZucksAdNetwork、smartnews、Gunocy、UZOU、logly、TAXLE、X-lift

このように多数のアドネットワークがあります。

主にアフィリエイターが多く利用しているのはYDN、Facebookです。
個人、法人問わず多くのアフィリエイターが利用しています。

またその他にも最近ではsmartnewsで配信しているアフィリエイターも多くなってきました。

アド運用型アフィリエイトの場合、広告費がかかり、様々な工夫が必要になりますので、ASPと広告主様にご協力頂きながら進めていく必要があります。

・アフィリエイト報酬の変更

アド運用型アフィリエイトの場合、1件の成果を上げるのに広告費がかかります。
おおむね3,000円~10,000円の間なのですが、それ以上の報酬がないと利益にはなりません。なのでアド運用型アフィリエイトの場合、SEOで集客したアフィリエイトに比べて、報酬単価が高くなる傾向にあります。
例えばですが、通常単価(SEO単価)が1件3,000円のコスメの場合、アドネットワークを利用したアフィリエイターには1件12,000円の報酬を支払うというようにかなりの違いがあります。

これを説明すると「SEOで集客するのも時間がかかるのでアド運用アフィリエイターと同じ12,000円欲しい!」というSEOアフィリエイターもいますが、それは考え方のベクトルが自分自身にだけしか向いていない考え方になります。

アド運用アフィリエイターは、アドで売れるか売れないか分からない商品でも30万程度でアドを運用し、実験をして継続してアフィリするかどうか検証します。
この時点で売れないものは30万円の赤字になります。また売れると判断しても当面は1件当たり数千円の赤字が続く場合もあります。それに加えて、黒字になっても12000円の報酬だけど、広告費に10,000円かかっている場合などもあるのです。赤字リスクと利益を考えると報酬金額が高いのは当然であり、その金額をSEOアフィリエイターに適用することは単純に広告主のCPAを引き上げることになるので、それはできないのです。

また、アド運用ですと、潜在層へもリーチをかけられるため、SEOと比較して桁違いの獲得に繋がる場合があります。そのため、獲得を重視しているクライアント(案件)に関しては獲得が見込めるという点でも、条件が高い理由のひとつです。

・承認時期の調整

アド運用型アフィリエイトは広告費が数千万円になることも普通なので、広告費をクレジットカードで支払い、決済フローを遅らせています。つまりアフィリエイト収益が入ってきてから広告費を支払うように調整を行います。よって当月に発生させた収益というのはできるだけ当月中に承認してもらい支払ってもらう必要があるのです。

・承認率の調整

また承認率を固定にすることも調整します。
1件8,000円のコストで成果を発生させ、1件当たりの報酬が10,000円でも、承認率が80%を下回ると利益として残らないからです。
そういった意味でも承認率をある%で保証してもらうことがほとんどです。

・リタゲタグの埋め込み

広告主のLPなどに自信のリタゲタグを設置してもらいます。
リタゲタグを設置していると、そのLPを訪れたことのあるユーザーに引き続き広告を表示させることができます。一度LPに行った人は少なくともその商品に興味があることを意味するので、リターゲティングからの集客が一番獲得しやすいのです。

・CVタグの埋め込み

また購入した人に対して広告を表示させないため、そしてCVRやCPAの計測のために購入完了画面にCVタグを埋めてもらうようにしましょう。

・LP内容の変更

加えてアドネットワーク側で広告出稿した際に、商品LPの薬事法に関する部分で出稿がNGになった場合は広告主にLP内容の変更をしてもらう必要もあります。

 

このようにアドネットワークを利用したアフィリエイトは始める前に様々な調整が必要になります。
むしろこの調整をなくして利益を残すことは非常に難しいのが現状です。
ただしっかりと予算をつけてアド運用していく場合は、これくらいの調整であれば協力してくれることがほとんどですので、しっかりと下準備をしてからアド運用していきましょう。

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この記事を書いた人

著者:afb運用チーム

高収入アフィリエイター様からの満足度11年連続1位の評価※をいただいているafbの運用チームです。
経験豊富な専門スタッフが、アフィリエイトの知識やノウハウを解説します。

※ 2013〜2023年6月に実施された、特定非営利活動法人アフィリエイト・マーケティング協会の 「アフィリエイト・プログラムに関する意識調査」における利用者満足度調査による