検索の仕方一つで得られる情報の質や量が大きく変わります。
現代は良い情報も悪い情報も飽和状態で、自分の欲しいものが得られるかどうかは昔よりも「自分次第」になってきています。
自分が欲しい情報を得るために知っておきたい要素は2つ。
ひとつめが「検索コマンド」で、ふたつめは「検索用サイト」です。
この2つを使いこなせれば、ある程度自分の思い通りに情報を集められるでしょう。
コマンド
Googleで検索する際に使うテクニックです。
特定のコマンドと共にキーワードを入れて検索すると、そのコマンドの指示に従い、検索結果が限定されます。
除外検索(マイナス検索)→「キーワード -(除外したい)キーワード」
キーワードの前に「-」を入力すると、そのキーワードを除外した検索結果が表示されます。たとえば「バッグ」と検索するときに
「バック-斜めかけ」
とコマンドを入力すると、斜めかけのバッグを含まないページのみがヒットします。
また、コマンドではありませんが、「検索ページ→検索ボックス下の『設定』」からいける画面で、特定のサイトを除外するように設定することも可能です。
完全一致検索→「”キーワード”」
単語やフレーズを「””」で挟むと、その単語とフレーズの並びと完全に一致する部分がある記事のみがヒットします。
「”セブン銀行のATM”」
と検索すると、たとえば「セブン銀行の新しいATM」を含むページは除外されます。
ワイルドカード検索→「キーワード途中まで*」「*キーワード途中から」
単語の前か後ろに「*」をつけることで、不明瞭な語句やフレーズを調べられます。
たとえば「セントクリストファーネービス」という国名がうろ覚えの場合、
「セントクリスト*」
「*ファーネービス」
「セント*ネービス」
と検索すると、似たような文字列が検索結果として出てきます。
タイトル検索→「intitle:キーワード」
検索したい語の前に「intitle」をつけると、その語がタイトルに含まれているページのみが検索結果に表示されるようになります。
たとえば
「intitle:きゅうり」
と調べると、「タイトルに『きゅうり』が入っているページ」のみが表示されます。
サイト内検索→「site:(対象サイトのURL) キーワード」
特定のサイトの中で、キーワードを含む記事だけを参照したいときに便利です。
①調べたいサイトのトップへ行きURLバーをクリック
②URLの先頭に「site:」を入力
③URL末尾にスペースを入れ、探したいキーワードを入力
④Enterを押す
すると、対象サイトの中でキーワードを含む記事のみが出てきます。
「site:http://afblog.for-it.co.jp/ コワーキングスペース」
と入力すると、afbブログの中にある
「コワーキングスペース」について言及した記事が出てくるはずです。
サイト
Google Scholar
(引用 https://scholar.google.co.jp/)
Google Scholarというサイトでは、書籍や論文のみを検索することができます。
また、日本語だけでなく、海外言語での検索も可能です。
使い方は普段のGoogleと変わりません。検索窓に調べたいワードを入れるだけです。
Google検索コマンドも有効なので、自分好みに論文を検索することができます。
統計局
(引用 https://www.stat.go.jp/)
統計局では公共機関の調査結果が公開されています。
全て引用は自由なので、引用できる情報がすぐに欲しいという方や、
できるだけ無料の範囲で信頼できる情報が欲しいという方は統計局がオススメです。
統計データだけでなく、そのデータに関する考察も一緒に掲載されているので、
データの見方を学ぶ際にも役立ちます。
生活定点
(引用 http://seikatsusoken.jp/teiten2014/)
「生活」と冠している通り、日常生活の意識に根差した統計データを扱っています。
定点データなので、意識の移り変わりをデータとしてみることができます。
アフィリエイト記事ではこのような「身近な視点」が重要になってくるので、
できるだけここの閲覧を習慣化させておいた方がいいでしょう。