パンくずリストとは、ホームページにあるナビゲーションの1つです。「ホーム>メニュー>○○」といった形のものを指します。ユーザーが「どのページを辿ってきた」というのを表現するだけでなく、SEO対策にもなります。
「トピックパス」とも言うけど、いつの間にか「パンくずリスト」が主流になってましたね~
便利なパンくずリスト
パンくずリストは、トップページからの階層が表現されていて、ホームページ内のどこにいるのかユーザーが分かりやすくなるナビゲーションです。
パンくずリストの運営側におけるメリット
パンくずリストはSEO対策になる
「パンくずリスト」はユーザーへ現在位置を視覚的に伝えるだけではなく、SEO対策にもなります。
理由を詳しく見ていきましょう。
例えば、このようなサイトの場合
パンくずリストの中に「パソコン」というキーワードが入りますね。
パンくずリストがあれば、「パソコン」から分岐したどのページにも「パソコン」という「ターゲットキーワード」が含まれます。
これはSEO対策の基本でもある、クローラーの巡回手助け「アンカーテキストにターゲットキーワードを含める」というのができていることになります。
インターネット上の様々なWeb ページの情報を集めるプログラムのことです。
検索エンジンに深くかかわるため、クローラーが巡回しやすいWebサイトをつくるのはSEO対策の基本と言われています。
リンクがついている文字のことで、リンクテキストとも呼ばれます。
つまり、カテゴリーページに「パソコン」というキーワードのついたリンクが集まっている為、ユーザーにも検索エンジンにも「これはパソコンに関するページ」だと伝わりやすくなるのです。
これにより「パソコン」というキーワードがよりSEO強化しやすくなります。
パンくずリストを効果的にするための注意点
以下のようなパンくずリストの使い方はあまり効果を発揮しません。
▲「商品一覧」と検索する人はいない
上の図のような「ターゲットキーワード」として効果が薄いもの。
▲ユーザーの求めるものとズレがある
ユーザーの求める検索結果と一致しないような関連付け方。
このような方法ではパンくずリストを活用してもあまり効果を期待できません。
「パンくずリスト」のおさらい
・パンくずリストはユーザーの現在地を分かりやすく示している
・パンくずリストはSEO対策にも適している
・パンくずリストはページの関連付け方に気を付ける
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