schema.orgとは、検索エンジンにサイト情報が伝わりやすくするための規格で、SEO対策の一つ。検索結果画面でのクリック率向上が期待できる。
schema .orgには情報を仕分ける箱が用意されている
コンピューターに情報を理解させる方法。その規格がschema .org。
これはあらかじめ「その情報はこの箱にまとめておいてね」という、情報ごとに仕分けるための箱を用意してくれています。
例えば、私たち人間は「株式会社」とついていればそれが企業の名前だと察することができます。
しかしコンピューターはそうはいきません。
そんな時に役立つのがこのschema .orgです。
勿論、箱に書かれた【企業情報】という言葉を理解しているわけではありませんが、コンピューターはここに集まってきた情報はすべて「【企業情報】っていうデータなんだな~」と思ってくれます。
schema .orgで何ができる?
検索エンジンがサイト情報を把握しやすくなります。
その恩恵の一つが、検索結果に表示される「リッチスニペット」です。
この検索結果に出てくる画像などが「リッチスニペット」と呼ばれるものです。
検索エンジンは画像にどんなものが映し出されているか理解することはありません。
しかし、写真に「これはオートミールクッキーの画像です」と書いておく(構造化データをマークアップする)ことで、「じゃあ、オートミールクッキーで検索されたら一緒に画像も出しておいてあげよう!」と働いてくれるのです。
検索エンジンからの評価につながるのかってところは不明ですけど、検索結果に分かりやすいイメージがあるとそのサイトを見たくなりますよね~。
「schema .org」のおさらい
・schema .orgは情報を仕分けするための箱
・schema .orgはコンピューターのための用語集
関連用語
その他参考になる記事
・Welcome to Schema.org:schema .org公式サイト
・最新のSEO事情!schema.orgで構造化マークアップせよ!:Qiita