アフィリエイトに興味を持たれた方、これから始めてみようかなと考えられている方の中には、PCをお持ちでない方も多いと思います。
すると「スマホだけでアフィリエイトを完結させられないのか」とも考えられると思います。
結論から言うと、スマホだけでアフィリエイトを完結させることは可能です。スマホだからできないことは特にありません。しかし作業効率を考えると不便があるのも確かです。
PC、スマホそれぞれの長所を理解して活用できるよう、ポイントをまとめました。
スマホでアフィリエイトは可能です
スマホファーストが言われている世の中、スマホに最適化されたコンテンツを作ることは必須条件です。そのため最初からスマホで記事を作ることも1つの考え方です。
PCで書いたとしても、最終的にスマホ画面で読みやすさなどを確かめるので、いっそのことスマホで書いてしまおうということですね。
しかし作業効率を考えると、スマホでは少し疲労を感じやすいことは否めません。
例えば日記のように、文章の源泉を自分の記憶に求めるタイプの記事であれば問題ありませんが、商品を扱うアフィリエイト記事を始め多くの記事はリサーチの作業が必ず伴います。
その場合スマホで執筆とリサーチを並行させるとなると、スマホの小さな画面内で何度もタブの切り替えを繰り返すことになります。
また小さい画面での調べ物は単純に目が疲れるのではないかと思います。
それ以外にも画像作成のように複雑な作業だったり、記事構成のメモを横目に見ながら執筆することもスマホだと厳しいので、明らかに作業効率に差が出てきます。
実際、アフィリエイターに限らず企業でPCを使う方はデュアルディスプレイ(2枚のディスプレイを使うこと)で作業している場合も多く、大きい画面が複数ある方が作業効率は上がります。
本格的に取り組みたい場合は安くてもいいのでPCを購入した方がいいと言えそうです。
「それでも最初はスマホで始めたい」という方もいらっしゃると思うので、スマホでアフィリエイトをする際に気をつけたいポイントを以下にまとめました。
スマホアフィリエイトは無料ブログがおすすめ
アフィリエイトを始めるには、自分のサイトを開設する必要があります。
その方法は2つあって、「無料ブログ」を利用する方法と「WordPress」を利用する方法です。
WordPressを使うためにはレンタルサーバーとの契約やドメインの取得、そして初期設定などが必要で、これをスマホでこなすのはさすがに無理があります。
一方無料ブログはスマホからでも簡単にスタートできるので、最初の第一歩は無料ブログでいいと思います。
ただ無料ブログでは商用利用が禁止されていたり、サービス自体がなくなってしまう可能性もあるので、しっかりアフィリエイトをしていく場合はWordPressの利用をオススメします。
スマホ対応の広告主を選ぼう
ご自身のサイトがスマホ画面に最適化されていても、広告主のサイト(ランディングページ)がスマホ対応されていなくて見づらい場合、ユーザーが余計なストレスを感じて離脱する可能性もあります。
afbの管理画面では各広告主がスマホ対応しているかどうかを簡単にチェックできるので、対応している広告を優先的に使っていくことも大事です。
ITP対応しているか
アフィリエイトにおいて、Webブラウザ「safari」にまつわるITP問題は目を逸らせないトピックです。
もしアフィリエイトした広告がITPに対応していなかった場合、せっかくの成果がなかったことにもなりかねません。
広告案件にもよりますが、スマホから商品購入する方は年々増えています。
現在日本で主に使用されているWebブラウザはchromeですが、日本人の多くはiPhoneを使用しており、またデフォルトのWebブラウザを使う方も多いので、safariユーザーも多く存在します。
そのためITP対応した広告を使用することは、成果減を回避するための大切なポイントと言えます。
afbの対応を解説した記事がこちらにあるので、お時間があれば読んでみてください。
【スマホのメリット】PCとの役割分担が大事
PCを使ったほうが効率的にアフィリエイトができるという方向でお話してきましたが、もちろんスマホだからこそ有効な使い方があることも事実です。
それはSNSの更新や、SNSを使った情報収集活動です。
PCでは腰を据えて記事作成やサイト作成。
スマホはいつ、どこでも開くことができるのでSNS周りの活動というようにそれぞれの長所を生かした使い方をすると効果的です。
Twitterは140文字のテキストが基本ですし、Instagramは画像作成に便利なツールが充実しているのでスマホだけで更新している方が多いですよね。
SNSは今や外すことのできない集客ルートとなっています。
また発信者としての権威性を高めていく意味でもSNSは有効だと考えられます。
サイトにファンがついて、「この人の記事が読みたい」と思ってもらえる状態を作るためにもSNSはフォロワーとの交流もしやすく、最適なツールであると言えそうです。
SNSで情報収集
まずフォロワーがいない状態でも可能なのが、SNSを使った情報収集です。SNSにはユーザーの本音がリアルタイムに投稿されます。
つまり最も鮮度の高いユーザーニーズが現れる場であると言えます。
記事を作るときは必ずユーザーニーズに答えていく必要があるので、Q&AサイトやSNSを活用することはとても重要です。
こうした最新情報は常にスマホでチェックして、メモしておくと記事作成の時に役に立ちます。
Google砲の発動にも活かせる
Google砲(Google Discover)という集客ルートをご存じでしょうか。
これはGoogleアプリやGoogleニュースが、あなたへのオススメ記事として紹介してくれる機能のことを言います。
直近はGoogle砲に採用されるためにもE-A-Tが必要になるかもしれないとの見方が出てきていますが、基本的には個人ブログが大きなアクセスを集められる集客ルートだと捉えています。
▼Twitter引用
Google砲は個人ブログでも期待できる流入経路という印象でしたが、今後はE-A-Tの高さも求められていくようです。
SNSでの発信力も高めつつ、以下の条件でGoogle砲を発動させたいですね。
【現状確かな発動条件】
・複数経路(SNSやメルマガ)から一時的に大きな流入https://t.co/qjQeH9Imfv— afb(旧 アフィリエイトB) (@affib_official) July 14, 2020
Google砲の発動条件の一つに「短時間での大きな流入」が有効だと考えられているので、TwitterやLINE@をはじめとするSNSアカウントを育てておき、記事公開後すぐに複数の経路からアクセスを集めてあげると採用率を高くできます。
そのためにも時間を見つけてSNSを更新することは必要ですし、それにスマホが最適なツールなのは間違いないです。
▼参考記事
→Google砲に2記事被弾したので要因を分析しました。
今回のおさらい
・記事作成やサイト作成作業はPCの方が効率的。
・PC、スマホは役割分担して使うという考え方がいい。
・スマホではSNSでの情報収集、SNS更新が効果的。
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