JavaScriptとは、Webサイトに「ブラウザ上で完結する便利な機能をつける」プログラミング言語のこと。名前が似ていますがJava(プログラミング言語)とは一切関係ありません。
JavaScriptの図解
▲サイト内の動的な動きを担当するのが「JavaScript」
JavaScriptとJavaの違い
JavaScriptはJavaを踏襲した姉妹言語…ではありません。
なぜこうも名前が似ているのかというと、その当時Javaが流行っていたので
「Javaが人気だからその勢いにあやかろうぜ!」
というなんとも言えない理由だそうです。
JavaScriptとJavaは言語的には何にも関係無かった。
JavaとJavaScriptの違いを簡単に表すなら「難易度」で表現するのが分かりやすいでしょう。
プログラミング言語というのは、機械語に近ければ近いほど、人間には理解しにくくなります。
しかしその分、処理速度は速くなります。
上の図からも分かるように、Javaは機械語よりの言語、JavaScriptは人間語よりの言語でそれぞれ全く違う言語なのです。そして得意分野も違います。
ほんとになんでこの名前にしたくま???
IT企業の非エンジニア営業マンが「JavaとJavaScriptを同じだと思っていた」というのはよくある悲劇です。
JavaScriptが得意なこと
JavaScriptは私たちが操作するパソコン側で動くプログラミング言語です。
JavaScriptはこの仕様上、「ブラウザ上で完結する便利な機能」を作ることを得意としています。
具体的にどんなことができるのかいくつか挙げていきましょう。
●入力した内容が問題ないかチェック(入力必須が空欄の場合の指摘など)
●ポップアップウィンドウ(「データを削除しますよろしいですか」)
●メニューをプルダウンで表示(下記画像参照)
こういったいわゆる「ブラウザ上で完結する便利機能」という浅瀬での動作がJavaScriptの得意とするものです。
しかし、JavaScriptがサーバサイドを全く弄れないというわけではありません。
サーバー語に翻訳してくれるNode.js(ノードジェイエス)
本来、JavaScriptはサーバサイドで動くことはできません。
しかし、このNode.jsを挟むことによって、JavaScriptのままサーバサイドでも動けるようになりました。
これによって何ができるようになったのか具体的に挙げていきましょう。
●非同期通信(Google mapなどの埋め込み)
●Webサービスの開発
●SNSなどのリアルタイム性の高いサービス
「JavaScript」のおさらい
・JavaScriptはWebサイトに動きを持たせるプログラミング言語
関連用語
・PHP
・CSS
・HTML
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