PV(ページビュー)とは、Webサイトに訪問したユーザーが、そのWebサイトのページを閲覧した回数のことです。ユーザーのブラウザにページが1回表示されると1PVになり、違うページを見ると2PVになります。極めて一般的なWebサイトの注目度を測る指数の1つです。
PVの求め方
PV数はWebサイトが表示された回数のことです。1人がサイトにアクセスしたらまず1PVになり、他のページを見たら2PV、3PVと数が増えていきます。
このPV数が多ければ多いほど、ユーザーから注目されていると言えます。
Webサイトを紹介する時「このWebサイトは月間30万PVもあります!」と言ったり、Web漫画の広告で「累計100,000,000PV達成!」と謳われるように、PV数は人気度を説明するさいによく使われます。
しかしPV数が多いからといって、必ずしも人が集まっているコンテンツとは限りません。
何故なら、PV数というものはあくまでもページが表示された回数なので、1人でもたくさんPV数を稼ぐことができるからです。
1,000PVでもアクセスした人は実は数人だった、ということも充分にあり得ます。
なので、PV数はあくまでも注目度を測る目安として考えるといいでしょう。
アクセス数とUU数の違い
この言葉は一体どういう意味くま?
PV数はページが表示された回数というのは先ほど説明しました。
では、PV数と良くセットで耳にする「セッション数」と「UU数」とはなんでしょう。
セッション数とは「ユーザーがアクセスした回数」のことです。
例えば、まーくんがWebサイトにアクセスしたらセッション数は「1」。
さらにみーちゃんがアクセスしたらセッション数は「2」になります。
この時まーくんが何ページ見た場合でもセッション数は1のままで、
PV数が2とカウントされます。
UU数は「ユニークユーザー数」のことです。
Webサイトに何人アクセスしたのかを測定する指数です。
これだけを聞くと、セッション数と違いがないように思われますが、実はセッション数は同一人物がもう一度アクセスしてもカウントされます。
つまり、まーくんがアクセスした後に再度アクセスするとセッション数が「2」になるのです。
しかし、UU数はまーくんが何度アクセスしても「1」のままです。同じ人が何度アクセスしてもUU数は変わることはありません。(※一定期間に限定されます)
PV数:ページが表示された回数。同じ人が複数回ページを見ても加算される。
セッション数:ユーザーがアクセスした回数。同じ人が複数回アクセスしても加算される。
UU数:アクセスしたユーザーの人数。同じ人が複数回アクセスしても加算されない。
数字で見ると、UU数<セッション数<PV数 の順番に大きくなります。
PV数にどんな意味があるのか
PV数が高いからといってUU数が多いというわけで無いことは、理解できたと思います。
しかし、どうしてPV数が重視されるのでしょうか?
それは、PV数から様々なことが推察できるからです。
例えば、PV数が多くUU数もかなりの数があるサイトのCVRが低かったらどのような要因が考えられるでしょうか?
アフィリエイトにおいて、目的が達成されたと判断できる指数は「CVR」です。
CVRとはアクセスしたユーザーが、どれくらい商品を購入してくれたかを測る指標です。
PVが多いのにCVRが低い場合は2つの要因が考えられます。
①ユーザーがサイトを閲覧し、欲しい情報がなくて離脱した。
まず考えられるのは、ユーザーがあなたのWebサイトにアクセスし、
しばらく他のページを閲覧した後、結局自分の欲しい情報が見つからず離脱することです。
Webサイトのデザインを見直すか、そのキーワードに記事の内容が合っているかを確認しましょう。
②記事の内容は面白いが、購入への導線が失敗している。
他のページも閲覧したいと思われるほど記事の内容が面白いのですが、
商品の訴求方法を失敗し、購入まで至らない、もしくは気付いていない可能性があります。
広告をわかりやすい箇所に設置したり、訴求方法を変更するなど工夫を凝らしましょう。
このようにアフィリエイターは、自身のサイトをアクセス解析ツールを用いて分析し、
常に改善しています。
「PV」のおさらい
・UU数とは、Webサイトに訪問したユーザーの人数のこと
・PV数の意味、自分のWebサイトの欠点などが分析できる
関連用語
・セッション
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・ブラウザ
・CTR
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