URL(Uniform Resource Locator)とは、インターネット上にあるWebサイトやWebページの場所を示す文字列のこと。
イメージとしてはインターネット上の住所に近いです。読み方は「ユーアールエル」とされています。
図解で解説! URLとは
URLはどうして必要なのでしょうか?
みーちゃんが言ったように、自身のWebサイトや他人のWebサイトを知らせるときに必要になってきます。
美味しい料理店が紹介されていても、住所が書いてなかったら誰も足を運べません。
商品を自分の家に送ってもらおうとしても、住所がなければ荷物は届きません。
それと同じように、WebサイトもURLがないと不便なんです。
もしURLがなかったら、どうやって他人にWebサイトを教えれば良いのでしょうか?
Webサイトのタイトル? 記事を書いた人の名前?
それらで検索しても指定のサイトに辿り着く保証はありません。
しかし、URLがあればそんな悩みは解決です。
URLを教えれば、誰でも確実にWebサイトに辿り着けるのです。
それに、URLはそのサイトの場所を分かりやすくする効果があります。
本来、Webサイトは「IPアドレス」と呼ばれる数字列で管理されています。
「178.168.〇〇〇」
このような数字でWebサイトの場所を管理しているのです。
現実の住所で考えると、「東京都渋谷区」ではなく「緯度: 35.658034 経度: 139.701636」で呼ばれているようなものです。
このような数字の羅列では場所を誰も覚えることはできません。
そこで登場するのが「URL」です。
URLはIPアドレスを分かりやすい文字列に置き換えたものなのです。
これにより、Webサイトの住所を感覚的にも覚えやすくなり、インターネットの利用が快適になりました。
URLとドメインの違い
URLと一緒に使われる単語に「ドメイン」があります。「独自ドメイン」という言葉を目にした人は多いのではないでしょうか。
みーちゃんが言ったとおり、ドメインはURLの一部です。
それでは、具体的にはURLのどこがドメインなのか、図を使って解説していきます。
これはURLです。
先程からずっと説明しているので、詳細は大丈夫ですね。
そして、ドメインがURLのどこに該当するかと言いますと。
「afi-b.com」
ここです。
ドメインはURLの中でも特に大事な部分です。
このドメインの文字列によって住所が大きく変わります。
何故なら、どんなURLもドメイン以外の文字列は大きく変わらないからです。
「https://www」
「https://」
この先頭の文字列は大きく異なることがありません。
しかし、ドメインは自分の好きな文字列に変えることが出来ます。
よくドメインが会社の名前だったり人の名前だったり、覚えやすい文字列になっているのを見たことがありませんか?
このように、ドメインは世界でたった1つの文字列を取得することが可能です。
自分で好きな文字列にしたドメインのことを「独自ドメイン」と言います。
ドメインについてもっと詳しく知りたい人は、下記の授業で詳しく解説しているので一読してみると良いかもしれません。
【リンク:独自ドメイン】
URLのおさらい
・URLにはWebサイトの場所を分かりやすくする役割がある
・ドメインはURLの一部
関連用語
・検索エンジン
・ウェブサイト
・パーマリンク
・ルートドメイン