バズるとは、SNSを介して拡散され、不特定多数のユーザーの目に届き注目されることです。Webマーケティングで主に使われている言葉です。蜂の羽音”Buzz”が語源であり、悪質な情報などがバズることを「炎上」とも言います。
バズると炎上の違い
話題になるように何でもすれば簡単にバズることができるくま〜!
バズるにも種類があるです〜。そんな考えだと「炎上」してしまうですよ〜
バズるとはSNS(Twitter・Instagram・Facebook)などで1つの投稿が話題となり拡散され、それについての討論や短期間のブームが発生することです。
バズるには「情報が拡散される」という意味があります。
情報の拡散にも2つの意図があり、「ポジティブな拡散」と「ネガティブな拡散」があります。
「ポジティブな拡散」は良い情報であったり、感動的なエピソードや画像などを見たユーザーが「善意で他の人に知らせたい」と思った時に発生します。これを「バズる」と言います。
「ネガティブな拡散」は悪い情報であったり、企業の不祥事や犯罪エピソードなど「正さなくてはいけない」と思われた時に発生します。これを「炎上」と言います。
基本的には、ポジティブな拡散である「バズる」を狙ったバズマーケティングが主流ですが、時にはネガティブな炎上マーケティングを用いるケースもあります。
炎上マーケティングはバズマーケティングに比べ比較的容易に発生させることができますが、負のイメージやコンテンツの寿命を縮めるデメリットがあります。
バズるの由来
バズるはマーケティング用語の「Buzz」に「〜する」を付けて日本語にした和製用語です。元々のBuzzは「蜂がぶんぶん飛ぶ音」や「噂話をする」「ブザーを慣らす」などの意味があります。
本来はマーケティング用語でしたが、近年ではSNSで情報が拡散されることを「バズる」というようになりました。
バズるの定義
厳密にはどこからがバズなのかは決まっていません。
情報が拡散されるという事象に対しての言葉ですから、それがどれほどの規模の拡散かどうかは規定されていないのです。
20,000RTは確実にバズっていると言えるでしょう。
しかし、1,000RTでもバズっていると言うこともあります。
このようにバズるというのは非常なあやふやな基準で判断されています。
なので、数字ではなく「段階」に注目してバズるを定義してみましょう。
ここではTwitterを例に考えてみます。
第一段階
情報をツイートする
第二段階
そのツイートをフォロワーがリツイート(RT)する
第三段階
フォロワーのフォロワーがRTされたツイートをさらにRTする
第四段階
RTされたツイートが発信者から大きく離れ、不特定多数にRTされる 【バズる】
この第四段階まで成長したツイートをバズると言います。
つまり、RT数などは関係なく、どこまで自身の手を離れてRTされるか、という考え方ですね。
発信者と行き着いた距離の長さで「バズる」を判断しましょう。
この方が数字よりも明確に判断できますし、ツイートがどの段階で止まったのかを分析すれば何が足りなかったのかなどの改善に繋がります。
バズるの効果
アフィリエイターにとってもバズるとは非常に魅力的な出来事です。出来ることなら、バズるコンテンツを作った方が良いでしょう。
というのも、あなたのツイートがバズったら運営しているブログに大きな流入が望めたり、あなた自身の知名度が向上するからです。
近年ではSNSからWebサイトへの流入も大きなモノとなり、アフィリエイトを運営するにもSNSは無視できない存在です。
なので、あなたのツイートがバズったら宣伝のチャンスです。
すぐにプロフィールをバズったツイートの内容に寄せて、フォロワーの獲得に繋げましょう。
バズったツイートに自身のWebサイトやプロフィールを紹介する宣伝ツイートをするのも忘れないように。
また、インフルエンサーにフォローされたりRTされたら大きなチャンスです。積極的に交流をしてRTされやすい環境を構築しましょう。
「バズる」のおさらい
・情報の拡散には「バズる」と「炎上」がある
・バズるの定義は発信者の手元離れて不特定多数に拡散されること
・バズるとフォロワーが増えたりWebサイトへのアクセス数が増加する
関連用語
その他参考になる記事
・バズ・マーケティング:imidas
・バズ:Wikipedia