回遊率とは、一人のユーザーが「どれくらいサイト内のページを見て回っているか」というのを示す指標。
直帰率(回遊率)の確認
回遊率の反対…「直帰率」は名前の通り「一つのページだけ見て出ていく」ことを指します。
回遊率はこの直帰率で見ていきます。
「直帰率」は「Googleアナリティクス」で確認することができるので、記事それそれがどれくらいの直帰率なのか確認しましょう。
Googleアナリティクスで直帰率の確認方法
・「メニュー」→「行動」をクリック
・「サイトコンテンツ」→「すべてのページ」へ
・「データ一覧」の右側にページごとの割合が表示
回遊率が低くなる(直帰率が高い)主な原因
検索キーワードと内容が合っていない
これは致命的な欠陥ですね。
たとえば「ダイエット 食事制限なし」のような検索結果で「スムージー置き換えダイエット」とか「ダイエットスムージーの宣伝記事」とか出てきても見向きもされないでしょう。
なので、ユーザーが「どんな検索ワードから来たか」というのを知る必要があります。
Googleアナリティクスでの確認方法
・「集客」→「キャンペーン」→「オーガニック検索ワード」
そんな場合は「Google Search Console」を使いましょう。
これもGoogleが無料で提供している解析ツールです。
これを使えばGoogleアナリティクスでは「(not provided)」になっていた検索ワードも知ることができます。
・「検索パフォーマンス」→「検索結果」
記事が読みにくい
「(文字の色合い的に)読みにくい」
「(専門用語が多くて)読みにくい」
「(文章量が多くて)読みにくい」
「記事が読みにくい」という問題については「デザインの問題」と「内容の問題」に分かれてきます。
その記事が「どんな人に向けて書いている記事か」というのを考えてみる必要があるかもしれません。
サイトが重い
「約3秒以上、表示に時間がかかると離脱率が大幅に上がる。」
と言われています。
知りたいことが知れたので離脱した
ハウツー系の記事ではよくあることです。
「PCの画面が付かない」「スマホの強制シャットダウン方法」など、「その記事を見れば問題が解決したから離脱した」というパターンもあります。
そういう記事の直帰率が高かったらむしろ「そのページ1つで十分な情報を提供できていた」と思いましょう。
サイトの入り口やコンバージョンに繋がるページで直帰率が高いのは疑う余地なく問題です。
「タイトルと内容にズレがある?」
「導線が分かりにくい?」
「ターゲットユーザーにデザインや文章が合っていないのか?」
など原因の追究をし、回遊率を高めるための対策をしなければなりません。
どうすれば回遊率が高くなるのか
直帰率が高い原因を見ると、自然と回遊率を上げるためにはどのようなサイト作りをすればいいのかが見えてきます。
・検索キーワードと記事の内容がマッチしている
・「関連記事」が分かりやすい位置にある
・記事が読みやすい
・ページの読み込みが速い
そして
記事に連続性(関連性)がある
記事内でのリンクは「今読んでいた記事と関連性が高く、続けて読みたいと思えるもの」が読まれやすくなっている傾向にあるようです。
これって「回遊率」を高めるための工夫だったんくまね~。
「回遊率」のおさらい
・回遊率は「ユーザーがどれくらいサイト内を見て回ってくれたか」というもの
・Googleアナリティクスから確認できる
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