セッションとは、Webサイトにユーザーが訪問し、その間に起こした一連のアクションを総じて指す言葉。1人のユーザーがアクセスし、様々なページを閲覧してもセッション数は「1」となります。他にも「訪問数」「アクセス数」と呼ばれることがあります。
【図解つき】セッション数とは
セッションには「始めから終わりまで」という意味があります。
言葉だけでは想像できないかと思いますので、Webサイトで考えてみましょう。
まーくんが「アフィリエイト学校」にアクセスしました。
その後、Webページを4回閲覧した後にWebサイトから離脱しました。
さて、この時のセッション数はいくつでしょうか。
正解は「1」です。
つまり、まーくんがアクセスした回数が「セッション数」であり、ページの閲覧(PV)は関係がありません。
それじゃあ、まーくんが次の日にもう一度アクセスしてもセッション数は「1」のままなのかと聞かれれば、そうとは言えません。
一度アクセスしたら、二度とセッション数が加算されないワケじゃないのです。セッションには「30分ルール」というものがあります。
セッション数は計測してから30分後にもう一度計測します。
なので、30分間Webサイトに留まり続ける、または30分後にもう一度アクセスすれば再計測され、セッション数が「2」になります。
セッション数は同一ユーザーが複数回訪問しても加算されるので「ユーザー数」を正確に測定する指標ではないということです。
ユーザー数を正確に把握したいのなら、「UU数」という指標を使うのがいいでしょう。
簡単にセッション数とUU数の違いを説明すると、セッション数はユーザーがアクセスした回数を測定するもので、UU数はアクセスしたユーザーの数を測定するものです。
セッションはユーザーがアクセスした回数を測定するので、重きは「アクセス数」に置かれます。なので、ユーザーはあまり関係ありません。
しかし、UU数はアクセスしたユーザーの数を測定するので、重きは「ユーザー数」に置かれます。なので、同一ユーザーが複数回アクセスしてもUU数は「1」のままです。
この二つの違いは、こちらの記事で詳しく解説しているので、興味がある人はどうぞ。
(PVとは)
「セッション」のおさらい
・セッションには「30分ルール」があり、30分後に再計測される
・ユーザー数を把握するには「UU数」を使うと良い
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