承認率とは、掲載したアフィリエイト広告から発生した成果のうち、広告主に正しく認められた成果の割合です。
アフィリエイト広告の発生成果数の100件のうち、広告主に正当な成果として70件が承認された場合、承認率は70%となります。
また承認率は、プロモーションする案件を選ぶ際に大切な指標のひとつなので、必ず確認するようにしましょう。
アフィリエイト広告の運営に必要な承認作業
アフィリエイトは成果報酬型広告と呼ばれています。アフィリエイターさんはASPを通して商品の広告を受注し、ブログなどで広告主の商品を紹介します。
「商品がユーザーに購入される」といった成果を上げた際に、ASPからアフィリエイターさんに報酬が支払われます。
その場合、広告主は正しくアフィリエイト広告から購入されたか確認し、購入情報が正当であると判断しなければなりません。
なので、毎月1回のペースで承認作業する広告主が多いです~
承認率を上げるには、承認条件をしっかりと確認しよう。
アフィリエイト広告の案件を選ぶ際は、しっかりと「承認条件」「却下条件」を確認しましょう。
たとえば、マッサージ店の案件の承認条件は「①予約サイトをクリック ②予約サイトで予約する ③実際に来店してメニューを受ける」と複数ある場合があります。
そのため、承認条件により承認率も変わってきます。
また、どういったケースで成果が却下となるか、事前に確認する必要があります。
・会員登録時に申し込みに不備があった場合
・購入自体をキャンセルした場合
・商品が購入者へ届かず戻ってきた場合
・リピーターなのに初回のトライアルに申し込んだ場合
・広告主に認められないリスティング広告を掲載した場合
(リスティング広告とは、検索キーワードに応じて表示される広告のことです。広告費を支払うことで、キーワードの関連性が高いサイトを検索上位に表示させることができます。)
こうした購入ミス・注文ミスといった初歩的なミスを避けることが、承認率を上げるファーストステップです。
そのため、ユーザーに親切な記事やサイトづくりが必要でしょう。
例えば、申し込みの際にミスがないように、実際の登録画面をスクリーンショットで載せたり、商品の購入方法・支払い方法を詳しく解説するとよいです。
「承認率とは」のおさらい
このようにアフィリエイト広告の成果は広告主に正しく承認されて、はじめて報酬に繋がります。
案件によっては単価が高くても、承認率が低いと報酬に繋がりにくい場合もあります。
プロモーションを行う前に承認率が分かれば心強いですよね。
ASPでは、会員ランクを上げたり、担当者に問い合わせたり、セミナーや懇親会を利用することにより、プロモーションしたいジャンルの承認率を調べることができます。
・承認率とは発生した成果のうち、購入情報などにより、広告主に正しく承認された割合
・承認率(%)=承認された件数÷発生した成果数×100
・広告主は、成果から承認・却下という承認作業をしなければならない
・申し込みの不備・購入キャンセルにより成果が却下された場合、承認率が下がる
・承認条件を満たしたコンテンツ作り・却下になりにくいコンテンツ作りが大事
・ユーザー・読者に親切なコンテンツが求められる
関連用語
・コンバージョン(CV)
・成果報酬
・CVR
・クライアント(広告主)
・リスティング広告
参考サイト
・承認率:Weblio
・成果型報酬:コトバンク
・コンバージョン:コトバンク