定率報酬とは、アフィリエイト報酬の支払形態の1つ。主に定額報酬と同じく用いられる。売上金に定率を掛け、算出された金額が報酬として支払われる。定率は案件によって異なる。
定率報酬はECサイトの利用が重要
定率報酬は、アフィリエイターさんの報酬金額を決める手段の1つで、売上金額にあらかじめ定められている「報酬率」を掛けて算出します。
例えば、報酬率が「10%」の案件で、10,000円の売上なら「1,000円」。
報酬率が「20%」の案件で、2,000円の売上なら「400円」です。
この報酬率は案件によって大きな幅があるのでご注意ください。
基本的に「売上金額」によって報酬金額が大きく異なるので、報酬率が高いからと言って稼げる案件とは限りません。ECサイトで取り扱っている商品の単価が低い場合、予想より報酬金額は低くなる可能性もあります。
定率報酬と定額報酬の違い
定率報酬と定額報酬の違いは、一言で言うのなら「売ったモノの値段で変動するのが定率報酬。売ったモノの数で変動するのが定額報酬」です。
このことを頭に入れて次の問題を考えてみましょう。
定率報酬:商品Aの売上金額「10%」
定額報酬:商品Aが売れると「500円」
上記のように決まっている場合、商品Aの値段が「3,000円」なら、定率報酬と定額報酬のどちらのほうがお得でしょうか?
定率報酬:3000×0.1=300 300円の報酬
定額報酬:500円の報酬
商品の値段が3,000円だと、定額報酬のほうがお得ということがわかりました。
では、価格が10,000円の商品Bならどうでしょうか。
定額報酬は価格が変動しようとも、もらえる金額は変わらず「500円」です。
しかし、定率報酬は1,000円(10000×0.1)の報酬が発生します。
先ほどとは違い、今度は定率報酬のほうがお得になりました。
このように、販売する商品の値段によって大きく報酬が変わってくる定率報酬は、高額な商品やまとめ買いなどの売上金額が多くなる案件で活用されます。
「定率報酬」のおさらい
・定率報酬とは、売上金に定率を掛け、算出された報酬のこと。
・定率報酬は、高額な商品、または合計金額が高額になる案件で有用である。
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