.htaccessとは、Apache(アパッチ)が使用されている環境でWebサーバー設定をディレクトリ(フォルダ)単位で行えるファイルです。レンタルサーバーなどを使っていてサーバーシステムのrootアクセス権がない時に使います。
命令を届ける.htaccess
.htaccessでできる代表的なもの
次は「.htaccess」でできる代表的なものを見ていきましょう。
▼.htaccessファイルの作り方はこちらのサイトを参照▼
.htaccessとは?.htaccessでできる事と設定手順についてまとめてみた
カスタム404エラーページ
サイトにアクセスしたとき、指定されたURLが存在しない場合「404ページ」が表示されます。
▲カスタム404エラーページ
このときにユーザーがサイトから離脱しないよう、トップページへのリンクや、検索ボックスなどを404エラーページに設けることが望ましいとされています。
301リダイレクト
SEOの評価がリセットされることなく、旧ページから新ページへ継承できるものです。
指定したURLにアクセスしたユーザー・クローラーなどをリダイレクト(転送)させることができます。
IP・ドメイン指定によるアクセス制限
特定のIPアドレスやドメインのアクセスを拒否したり、逆に許可したりすることができます。
ファイル一覧表示の中止
これはディレクトリ構造が外部に公開される事によるセキュリティ的な懸念を無くすための機能です。
というのも、通常『代替えで呼び出される「index.html」が見つからない場合、ディレクトリ内のファイル一覧を公開する』というのがデフォルトで設定されています。
その設定を.htaccessを使い、表示させないように変えてあげることで、無暗に外部へ公開されてしまうのを防ぎます。
ネットサーフィンしててよく見かけるくま
これ全部「.htaccess」のおかげだったんくまね
「.htaccess」のおさらい
・.htaccessは命令を運ぶ箱
・レンタルサーバーなどでサーバーに直接アクセス権限がない場合に使う
関連用語
・URL
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