ステマの認知度は74.8%!10月1日から始まったステマ規制にあたり、ステマに対する意識調査実施! – まーくんのアフィリエイト学校【afb】

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ステマの認知度は74.8%!10月1日から始まったステマ規制にあたり、ステマに対する意識調査実施!

公開日 最終更新日


今回はafbにて「ステルスマーケティング」に関して、全国の10代~60代までの男女500人を対象にアンケートを実施し、その結果をまとめました。

男女500人を対象にステルスマーケティングについてのアンケート

【調査概要】

対象者:18歳~69歳の男女
サンプル数:500人(※回答なし4人)
居住地:全国
調査方法:ネットリサーチ
アンケート実施日:2023年9月4日~2023年9月15日
調査メディア:afb を運営する株式会社フォーイット

質問と回答

質問1
ステマ(ステルスマーケティング)を知っていますか?

質問2
ステマが不快に感じる理由として最も当てはまるものは何ですか?

質問3
どんな時にステマを疑いますか?


質問1:ステマ(ステルスマーケティング)を知っていますか?

全体

ステマ(ステルスマーケティング)は知っていますか?_全体

全国の10代~60代の男女に、「ステマ(ステルスマーケティング)を知っていますか?」というアンケートを実施したところ、「知っている」が40.7%、「聞いたことはある」が34.1%という結果でした。全体的に見ると、理解度に差はあるものの、約7割の方がステルスマーケティングについて認識していることが明らかになりました。

 

男女別

ステマ(ステルスマーケティング)は知っていますか?_男女別

男女別で見ると、「知っている」もしくは「聞いたことはある」と回答した方の合計に大きな男女差はありませんでした。しかし、「知っている」では男性の回答率が約14%高かったのに対して、「聞いたことはある」では女性の回答率が男性を約6%上回る結果になりました。ステルスマーケティングについて、どういったものかまで知っているのは、女性よりも男性が多い傾向にあるようです。

 

年代別

ステマ(ステルスマーケティング)は知っていますか?_年代別

年代別に見ると、20代から40代にかけてステルスマーケティングの認知度が高く、特に「知っている」と回答した方は約50%にのぼっています。その一方で、インターネットの利用率が高いはずの10代では「知らない」が45.7%と、全ての年代で最も高いという結果になりました。総務省情報通信政策研究所 が発表している「令和3年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書 」によると、20代から40代では約30%がブログやウェブサイトを見たり、書いたりしているとのことです。しかし、10代ではソーシャルメディアや動画投稿・共有サービスの利用率は高いものの、ブログやウェブサイトを利用しているのは約16%に留まっており、そもそもステルスマーケティングという概念を知る、もしくは調べる機会が少ないのかもしれません。
(出典:総務省情報通信政策研究所「令和3年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」

 

職業別

ステマ(ステルスマーケティング)は知っていますか?_職業別

職業別に見ると、「知っている」もしくは「聞いたことがある」と回答した方が多かったのは、会社員・公務員や自営業・自由業という結果でした。業務の中でもステルスマーケティングについて触れる機会があることが予想され、「知っている」の回答率が高くなっていることが考えられます。一方、専業主夫・主婦に注目すると「聞いたことはある」が43.9%だったのに対して、「知っている」が14.6%と極端に低いことが分かります。

 


質問2:ステマが不快に感じる理由として最も当てはまるものは何ですか?

(※質問1において、「知っている」と回答した人のみ対象)

全体

ステマが不快に感じる理由として最もあてはまるものは何ですか?_全体

質問1において、「知っている」と回答した人を対象に「ステマが不快に感じる理由として最も当てはまるものは何ですか?」というアンケートを実施したところ、最も多かった回答は「情報の透明性に欠けるから」で41.0%でした。次いで、「裏切られた・騙された気持ちになるから」が23.2%、「紹介者に報酬が発生しているから」が22.9%で続くという結果になりました。

 

年代別

ステマが不快に感じる理由として最もあてはまるものは何ですか?_年代別

年代別に見ると、ステルスマーケティングを不快に感じる人が最も多かった年代は40代で、その内訳は「情報の透明性に欠けるから」が47.4%、「裏切られた・騙された気持ちになるから」が21.8%、「紹介者に報酬が発生しているから」が23.1%でした。その一方で、10代では28.0%が「特に気にならない」と回答しており、他の年代に比べてステルスマーケティングを気にしない方が多い傾向にあることが伺えます。SNSネイティブ世代では広告に触れることが日常化されているため、オンライン上で発信される情報が広告である可能性を自然と受容しており、個人の投稿と広告である投稿をそこまで大きく区別していないということなのかもしれません。

 

世帯年収別

ステマが不快に感じる理由として最もあてはまるものは何ですか?_世帯年収別

世帯年収別に見ると、世帯年収の増加とともに「情報の透明性に欠けるから」の回答率も増えていき、「1,001万円~」の層では半分近くの方が情報の透明性を重視していることが分かりました。また、それに伴って「特に気にならない」と回答した方は減少していることが伺えます。世帯年収が増加するとステルスマーケティングに不快感を感じる人が増え、その中でも特に情報の透明性を重視するという方が多いようです。

 


質問3:どんな時にステマを疑いますか?

(※質問1において、「知っている」と回答した人のみ対象)

全体

どんな時にステマを疑いますか?_全体

質問1において、「知っている」と回答した人を対象に「どんな時にステマを疑いますか?」というアンケートを実施したところ、最も多かった回答は「過度に商品を勧め、購入を煽る表現をしているとき」で53.4%でした。次いで、「明らかに商品を宣伝しているのに、PRであることを明言していないとき」が50.9%、「同時期に同じ商品の紹介をしているインフルエンサーが多いとき」が39.9%で続くという結果になりました。

 

男女別

どんな時にステマを疑いますか?_男女別

男女別で見ると、「過度に商品を勧め、購入を煽る表現をしているとき」では7.6%、「他の投稿と文調や文体が異なるとき」では7.1%女性の回答率が男性を上回り、一定の差が生まれる結果となりました。
女性では、通常の投稿との違いや変化に対して敏感な方が多い可能性が伺えました。

 

年代別

どんな時にステマを疑いますか?_年代別

年代別で見ると、20代から50代まではどの項目でも一定の回答を集めたのに対して、10代では疑う理由を選択した回答が全体的に少なく、「ステマを疑ったことはない」が16.0%と全年代で最も高い回答率となっています。10代は質問1で約半数がステルスマーケティングを「知らない」、質問2では約3割が「特に気にならない」と回答しており、他の年代ほどステルスマーケティングという概念が浸透していないと考えられます。

 

世帯年収別

どんな時にステマを疑いますか?_世帯年収別

世帯年収別で見ると、全体的にステルスマーケティングを疑う人は「1,001万円~」の層に多いことが伺えます。また、「500万~1,000万円」では「~500万円」と比較しても疑う理由を選択した回答が少なく、「ステマを疑ったことはない」の回答率が最も高くなりました。「500万~1,000万円」の層では、モノを購入する際に金額的な選択の幅が広がり、それまで候補に挙がらなかった価格帯の商品について、それが感想なのか広告なのかが分からずステルスマーケティングを疑いにくい状態になってしまうのかもしれません。

 


アンケート結果からわかること

今回は10月1日から始まったステマ規制にあたり、「ステマ(ステルスマーケティング)を知っていますか?」というアンケートを実施したところ、「知っている」が40.7%、「聞いたことはある」が34.1%という結果となり、約7割の方がステルスマーケティングについて認識していることが明らかになりました。
また「知っている」と回答した人を対象に「ステマが不快に感じる理由として最も当てはまるものは何ですか?」というアンケートを実施したところ、最も多かった回答は「情報の透明性に欠けるから」となり、「裏切られた・騙された気持ちになるから」「紹介者に報酬が発生しているから」と続く結果になりました。
さらには「どんな時にステマを疑いますか?」というアンケートでは、「過度に商品を勧め、購入を煽る表現をしているとき」で53.4%。「明らかに商品を宣伝しているのに、PRであることを明言していないとき」と「同時期に同じ商品の紹介をしているインフルエンサーが多いとき」が続くという結果になりました。
2023年10月1日から始まったステルスマーケティングの規制により、消費者がより良い商品・サービスを選べるよう環境の整備が進むことで、これまで消費者が感じていた上記のような問題は解消されていくことが期待されます。

afbにおける各種禁止事項ならびに法令違反に関する対応の詳細は以下をご参照ください。
・【各種禁止事項ならびに法令違反に関して】
https://www.afi-b.com/illegal/
・アフィリエイト豆知識【ステマ規制を理解し、正しい広告表示をしよう】
https://www.afi-b.com/beginner/archives/tsushin/13969/
・\目指せ満点/広告に関わる法令テスト
https://www.afi-b.com/web/affiliate_clean/#js_learn_step3

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この記事を書いた人

著者:afb運用チーム

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※ 2013〜2023年6月に実施された、特定非営利活動法人アフィリエイト・マーケティング協会の 「アフィリエイト・プログラムに関する意識調査」における利用者満足度調査による