今回はafbにて「所得」に関して、全国の20代~60代までの男女500人を対象にアンケートを実施し、その結果をまとめました。
男女500人を対象に所得についてのアンケート
【調査概要】
対象者:20歳~69歳の男女
サンプル数:500人
居住地:全国
調査方法:ネットリサーチ
アンケート実施日:2023年10月27日
調査メディア:afb を運営する株式会社フォーイット
質問と回答
質問
現在の所得に満足していますか?
質問に対しての回答選択肢は以下
1.本業だけで満足している
2.副業をしていて満足している
3.不満なので副業をしようと思っている
4.不満だが副業はできない・していない
5.副業もしているが不満
全体
全国の20代〜60代の男女を対象に、「現在の所得に満足していますか?」というアンケートを実施したところ、満足していると回答した方は38.0%でした。その内訳は、「本業だけで満足している」が28.8%、「副業をしていて満足している」が9.2%となりました。その一方で、不満を持っている方の回答は、「不満だが副業はできない・していない」が34.6%で最も多く、「不満なので副業をしようと思っている」が17.2%、「副業もしているが不満」が10.2%で続くという結果になりました。
男女別
男女別で見ると、最も差が大きかった回答は「不満だが副業はできない・していない」で、男性が29.2%だったのに対して女性は40.0%となり、10%以上の差が生まれました。過去に実施した「あなたは副業をしたことがありますか?」というアンケートでは、副業経験者・未経験者自体の割合には男女差がそれほどないことが分かりました。それにもかかわらず、今回のアンケートでは所得に不満を持ちながら副業をしていない・できない女性が男性より多いことが明らかになりました。厚生労働省の令和4年賃金構造基本統計調査によると、令和4年の男性の平均賃金を100とした場合、女性の平均賃金は75.7と約25%低いとのことです。不満を持ちながらも副業ができない・していない女性が多い理由の一つとして、家事関連時間が関係していることが推察されました。総務省統計局が発表しているデータによると、共働き世帯における家事関連の週平均時間は夫が1時間55分であるのに対し、妻は6時間33分という結果でした。数年前と比較すると男女差は縮小したものの、未だ女性のほうが家事関連に割く時間が多いことから、副業に充てる時間を確保することが難しいと考える方が一定数いることが伺えました。
(出典:「19.7%が「副業をしたことがある」と回答!年代別・世帯年収別に調査実施」、「令和4年賃金構造基本統計調査」、「我が国における家事関連時間の男女の差」)
年代別
年代別で見ると、「本業だけで満足している」と回答した方は年代が上がるにつれて多くなる結果になりました。その一方で「不満だが副業はできない・していない」に注目すると、30代では22.0%でしたが、40代以降では40%以上と大幅に増加していることが分かります。現在では働き方の多様化によって副業という文化が広く浸透しつつありますが、副業が一般的ではなかった時代で長く働いてきた世代にとっては、たとえ所得に不満があっても副業を始めることにさまざまなハードルがある現状が伺えます。
世帯年収別
世帯年収別で見ると、「本業だけで満足している」もしくは「副業をしていて満足している」と回答した方は世帯年収が上がるにつれて多くなりました。その一方で、「不満だが副業はできない・していない」もしくは「副業もしているが不満」と回答した方は世帯年収が低いほど多くなっており、収入による明確な差がついていることが伺えます。また、「不満なので副業をしようと思っている」と回答した方は収入による差がほとんどなく、世帯年収の高低にかかわらず現状に不満を持ち副業を考えている方が一定数いるようです。
アンケート結果からわかること
今回、全国の20代~60代の男女を対象に「現在の所得に満足していますか?」というアンケートを実施したところ、満足していると回答した方は38.0%でした。その内訳は、「本業だけで満足している」が28.8%、「副業をしていて満足している」が9.2%となりました。
近年では働き方改革をはじめ、政府による副業・兼業の推進が行われており、今後働き方はますます多様化していくことが考えられます。afbでは、アフィリエイトの始め方からノウハウまでさまざまな情報を発信していますので、副業に興味があるという方はぜひこの機会にご活用ください。
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現在の「所得」の満足度調査実施!本業だけで満足している人は◯%!
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