今回はafbにて「年賀状」に関して、全国の20代~60代までの男女500人を対象にアンケートを実施し、その結果をまとめました。
500人を対象に年賀状についてのアンケート
【調査概要】
対象者:20歳~69歳の男女
サンプル数:500人
居住地:全国
調査方法:ネットリサーチ
アンケート実施日:2024年11月15日
調査メディア:afb を運営する株式会社フォーイット
質問と回答
質問
年賀状のどんなところが手間だと感じますか?
質問に対しての回答選択肢は以下
(※複数回答可、ただし「手間だとは感じていない」を選択した場合は単一回答)
1.宛名を書くこと
2.手書きメッセージを書くこと
3.デザイン・写真を選ぶこと
4.宛名を管理しておくこと
5.枚数を管理すること
6.マナー・ルールを確認すること
7.期日までに投函する必要があること
8.郵便局・ポストに行くこと
9.届いた年賀状を保管しておくこと
10.その他(記入してください)
11.手間だとは感じていない
全体
全国の20代〜60代の男女を対象に、「年賀状のどんなところが手間だと感じますか?」というアンケートを実施したところ、最も多かった回答は「宛名を書くこと」で48.2%でした。次いで、「手書きメッセージを書くこと」が46.4%、「デザイン・写真を選ぶこと」が29.4%で続くという結果になりました。また、「手間だとは感じていない」と回答した方は19.0%でした。
年代別
年代別で見ると、30代以上では80%から90%の方が年賀状を書くことを手間だと感じていますが、20代では60%程度に留まっています。最近では、特に若い世代において新年の挨拶をメッセージアプリやSNS上で済ませる方が多く、年賀状離れが進んでいると言われています。そのような中でも年賀状を送る習慣がある20代の方は、そもそも年賀状を書くのが好きで手間だと感じないというケースが多いのかもしれません。
未婚・既婚別
未婚・既婚別で見ると、年賀状を手間に感じているのは既婚者の方が多いことが分かりました。結婚してパートナー側の友人・知人にも家族の連名で年賀状を出す場合は、必然的に書く枚数が多くなるため手間だと感じる方が多いと考えられます。また、未婚の方では「マナー・ルールを確認すること」と回答した方が既婚者に比べて2倍近く多くなっていますが、未婚者の方が年代的には若い方が多いと考えられ、かしこまったマナーを調べるのが手間に感じる方が多いのかもしれません。
居住地域別
居住地域別で見ると、近畿と九州・沖縄では年賀状を手間だと感じている方が多いことが分かりました。特に、九州・沖縄の方は手間に感じる各理由の回答率が高くなっており、全国の中でも年賀状を書くことにあまり積極的ではない傾向にあるようです。実際に、ニッセイ基礎研究所の調べによると地域別で年賀状を「出していない人」の割合は九州・沖縄が最も高くなっています。沖縄では企業同士のようなビジネス上の関係で年賀状を出すことはあっても、友人や親戚などの近しい関係同士では、直接会って挨拶をするというのが主流ということなのかもしれません。
参考:ニッセイ基礎研究所「男女、年齢層、地域別、年賀状を出した人の割合(2020~2022)
アンケート結果からわかること
今回、全国の20代~60代の男女を対象に、「年賀状のどんなところが手間だと感じますか?」というアンケートを実施したところ、最も多かった回答は「宛名を書くこと」で48.2%となり、全体の81%の方が何かしら手間に感じていることが分かりました。
日本郵便の発表によると、令和7年用の年賀はがきの発行枚数は10.7億枚で、前年に比べて25%減少したとのことです。最近ではメッセージアプリやSNSなどでこれまでとは形を変えて新年の挨拶をしている方も増えてきているかもしれませんが、手間と想いが込められた年賀状にはデジタルでは伝えきれない魅力があります。年賀状のデザインをインターネット上で簡単に設定できたり、宛名印刷ができたりするサービスも増えてきているので、そういったサービスを上手く活用しながら、お正月の文化を楽しんでみてはいかがでしょうか。
afbでも年末年始特集として年賀状のプロモーションをご用意しておりますので、ぜひこの機会にご活用ください。
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年賀状のどんなところが手間に感じる?年代や地域によって差が生まれる結果に
https://www.afi-b.com/beginner/archives/tsushin/14783/
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